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1年間で50冊読んで辿り着いた最強読書術

2023年最初の日にたてた複数の目標。

(今年の目標)
1. 基本情報資格をとる。
2. ホームページを作ってみる。
3. 小説を50冊以上読む。
4. 1年間、日記を書き続ける。

「大学4年生だから、時間がたくさんあるはず!」
そう思って、実行するかどうかはさて置いて、複数の目標をたてました。

年末まであと一ヶ月ほどあるこのタイミングで、現実的な視点で達成可能な目標は2つ。一つは「小説を50冊以上読む」こと、もう一つは「1年間、日記を書き続ける」ことです。
今回は、11月中に達成できた「小説を50冊以上読む」という目標について省察していこうと思います。

僕自身、目標を掲げる前から本を読む習慣はありました。それでも昨年は20冊ほど。読む本も、自分が好きそうな本をチョイスして読むことが多く、内容に偏りのある読み方をしていました。

だから今年は「昨年の倍以上読む」ことを目標にして、普段は読まない本を読むように意識してきました。「多くの本を読めば、今までよりも違うジャンルの本に出会えるかも!」って言う、単純な思考ですw

この目標を通じて、今の自分には無い新しい価値観に触れることが、この目標の大きな意味合いです。
他にも、大学4年生になると講義も少なくなるため、学ぶの機会が減退することが考えられます。そこで「社会人前の学びの時間を有意義なものとするため」と言う側面も持ち合わせています。

物語りやビジネス書、自己啓発本など、種類は問わずとにかく読みまくりました。僕に速読できる能力があればいいのですが...。そんな技ができるほど器用でも無いので、しっかり読み込んでから内省して、本に書いてある内容と自分の考えを照らし合わせながら読み進めました。

多いときは1日3時間、少ない日も分割しながら1時間ほどを目安に、普段より多めの本を読む習慣を作りました。

結果、図1のように12月に入る直前で、年間目標の50冊に到達することができました。

図1. 年間の推移状況

『読む→心に残ったフレーズを書き残す→感想を書く』
これを繰り返すことが、自分のなかに内容を落とし込むうえで大切なことなのかなと、多くの本を読んでいて気づきました。

個人的には、本をただ「読むだけ」ではなく、その本を読んで「心に残ったフレーズ」や「本を読んだあとの感想を残しておく」ことが、自分を成長させるために多いに役だったかなと思います。

「心に残ったフレーズ」を残しておくと、その時の自分の心理状況など、本心に気づくことができます。
「感想を残しておく」には、本を通して自身が学んだことを、自分の言葉で書き直す必要があります。他人の言葉ではなく、自分の言葉で表現することで、本に書いてあった内容に思いを馳せたり、より深い学びに繋げることができます。

この一連の流れ
「読む→フレーズを抜き出す→感想を書く」を繰り返すことで、読書を通じて自分自身の学びを深められるのかなと思いました。

僕はこれを繰り返すため「ブクログ」という読書管理アプリを使っています。回し者でもなんでもなく、使いやすいアプリだと個人的に思うので、これから「本を読みたい!」と思う方にはおすすめです!
まだ本を読む習慣がない人も、ブクログには本を読んだ日に「読書日数カウントボタン」があります。これを押すことで、日々の読書を習慣化しやすいんじゃないかなと思います。
最初はただボタンを押すだけなのですが、ずっと使っているうちに癖になってきます。終盤は、これを押さないと「なんか気持ち悪い!」なんて思えてきて、時間がなくても「ボタンを押すために隙間時間で本を読む」なんてことになってきますw
他にも、今流行りの本が分かったりするので、気になる方はぜひ一度使ってみてください!

僕は、読書することの一番のメリットが「多様な価値観に触れられる」ことにあると思います。凝り固まった自分の価値観と照らし合わせて、自分自身が大きく成長できることが、読書のいちばんの魅力だと思います。

知らない人や著名人に会って、話をすることで価値観を広げていくって方法もあると思います。しかし、現実問題としてなかなか難しいと思います。特に、僕みたいに人見知りしがちな人にとっては...。
そんな人達も、読書は誰でもできます。自分の価値観を広げたいって方、読書は著者の経験全てが詰まった最強のツールです。ぜひ一度、一心不乱に読み耽ってください!

人から見ればどうかわからないですが、僕はこの1年間を通じて、自分の常識について思いを馳せることができました。そして、考えが変わったこともあります。

最後に、僕が今年読んだなかでのイチオシ本を紹介しておきます!何から読んだらいいかわからない人は、気になるものがあったらぜひ読んでみてください!

◯おすすめ本
1. かがみの孤城 (辻村深月)
2. 分岐駅まほろし (清水晴木)
3. コーヒーが冷めないうちに (川口俊和)
4. 汝、星のごとく (凪良ゆう)
5. お探し物は図書室まで (青山美智子)
6. ヨモツイクサ (知念未希人)
7. 本が紡いだ五つの奇跡 (森沢明夫)
8. 限りある時間の使い方
 (オリバー・バークマン)
9. 苦しかったときの話をしようか (森岡毅)
10. 書く習慣 (いしかわゆき)
11. 盤上に君はもういない (綾崎隼)
12. 運命は「口癖」で決まる (佐藤富雄)

※1. (    )内は著者名 
※2. 順不同  

皆さんもぜひ一度、楽しい読書生活を!

(2,229文字)

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