大学で教員免許の取得を目指して勉強し始めて早4年。教育実習も終え、残す大学生活も残りわずかとなった今冬、講義でこんな質問がありました。

問. 教師の役割について、あなたの考えを括弧内に書き入れてください。
　教える + (     )

改めて自分の教師像について考えを巡らせてみると、心に一つの答えが浮かんできました。
それは、教える＋(”居場所をつくる“) です。

個人的な願望も含めてですが、先生はそう言う存在であって欲しいと思っています。クラスに馴染めない子や大人に対して不安感を募らせている子、さまざまな子が学校にはいます。
そんな生徒たちが「明日も学校楽しみだな」と思えるような環境を作り出すこと、寄り添うことこそが大切な役割なんじゃないかなと思います。

「学校＝勉強するところ」って言う側面が大切なことはわかる。でもそれだけじゃなくて、学校は、社会で生きていくために必要な「人との関わり」を学ぶ場でもあると思う。

まだまだ大人になりきれていない年齢で、思わぬところでトラブルに発展するケースもあると思います。そんな時に、一番近くにいる学校の先生が、少しでもその子の気持ちを理解し、親身に相談に乗ってあげることができれば、その子にとっての居場所が学校の中にできると思います。

教室の中だけが学校じゃない。だからこそ、学校のどこかにその生徒の“居場所”を作り、それぞれが満足のいく「青春の1ページを紡げる場所」となるよう、死力を尽くせる存在。

理想像かもしれないけど、そんな先生で溢れて欲しいなって心から思います。

僕の出会った先生方は、話をよく聞いて、どんな時も味方でいてくれました。そして、将来の夢を与えてくれました。だからそんな先生に憧れて「誰かの心を救いたい」と思って、大学で勉強を続けました。

自分にとって先生は、そんな存在です。
だから、「学校の先生になりたい！」って人には尊敬の念を覚えますし、かっこいいなって思います。

あなたはこの設問、どう考えますか？
よければコメントしてください！

一人でも多くの生徒さんがいい先生たちと巡り会えるよう、心の底から祈っています。