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「好き」を集める場を、作りませんか。

皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。

おかげさまでアルバムリリースから1週間、
毎日様々な反響をいただいていて嬉しいです。

配信リンクはこちら。お好きなプラットフォームで聴いてください。


リリース前からずっと語ってきたこと

今回は、僕の楽曲をこれまで聴いてくれた100万人を超える多くの皆さんに対して、その人数を増やすことを目指すのではなく、「リスナー」である皆さんに「ファン」になってもらうことでした。

そのためには、音楽作品を通じて作り得る「絆」をより深めていく必要がある。1つのアプローチとして、アーティストという存在を尊び聴いてくださる皆さんにとって、(僕の人間性もあるかもしれませんが)なかなか皆さんから手を挙げてもらいにくいだろう。という壁を越えなくてはいけない。

僕から皆さんの言葉を探しにいく、まさに「VOYAGER = 旅人」になるような気持ちで発信活動を行ってきました。


結論から言うと、今回のアルバムリリース、
僕にとってかつてない手応えを感じています。
どちらかといえばそれは感覚的なもの。
上述した、肌で感じる絆を1週目にして
以前以上に感じられるようになりました。


Apple Musicでの出会い

今回のリリースプロモーションで大きく変化したのは、Apple Musicでの僕らの楽曲の取り扱われ方です。正直なお話、今までAppleはほぼ未開の地でした。今回でAppleリリース時の登場感をだいぶ作ってもらえて、新たに僕らの楽曲を聴いてくれる方々にも出会えました。

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エレクトロニック、オルタナティブ両方のカバーを飾れたこと、総合ジャンルの新着ミュージックに入ったこと、そしてインディプレイリスト「WASABI」に入ったことで、アルバム全体の再生数が伸び始めています。

Appleはアルバム単位で楽曲をライブラリに登録して聴くUI設計なのもあり、アルバムリリースのタイミングでアピールするのが有効だそう。今回は当初からAppleを意識してパッケージしているので、その点において初速の手応えは大きかったです。


SNSでの嬉しい反応

Twitterに寄せてもらっていた声を、一部ここでも紹介させてください。

勝手に載せてしまいました。
もし不都合ある方はおっしゃってください。


でも、できればこのままにさせて欲しい。なぜならば、僕にとって心動かされた言葉ばかりだから。直接知っている方もいれば、そうでない方もいて、そんなこと関係なくこうしてSNSでリンクをつけて紹介いただけること、本当に力になるんです。

ここで紹介させていただいたコメント以外も総じて、皆さんエンタメ愛、音楽愛に溢れた方々ばかりなのがすごく印象深かった。世間がこういう状況、でも、みんなエンタメや音楽を最高の形で楽しもうとしている。その1分1秒の中に、僕らの楽曲が刻まれたという言葉をもらえるだけで、信じて作ってきた甲斐があります。

本当に本当に、ありがとうございます。


フォロワー数に見えない個への信頼と影響力

実は、アルバムがリリースされて早々に、note編集部の皆さんがこんな素敵な記事を投稿してくれました。

いやぁ・・・なんて愛のある文章なんだろう。

書いてくださった徳さん、とても素敵な編集者でありライターだなとお話して思いました。徳さんのnoteも是非皆さんご覧ください。


僕はSNSのフォロワー数やバズって必ずしも「情報価値として正義ではない」と思っています。一時はフォロワー数=波及力、みたいな社会的価値があった時期もあったと思いますが。そもそもフォロワーが買えることがわかったり、これだけ情報自体が溢れかえる状態が続くと、欲しくもないのにフィードにフォロワー数が多い人の投稿が出てきてしまったり、逆に匿名で無名の方の何気ない一言が大渦になって自分のフィードに届くこともある。

多くの人に共感されてバズっている内容と、恐怖に導かれて大渦になる内容、はたまたTwitter芸人的な大喜利バズなど、物凄いリーチとエンゲージメントを達成する情報の性質は様々。バズったからってその情報、そしてバズった人を必ずしも信頼できるわけではないと僕は感じます。(と言いつつ、先日友人がWワードでTwitterトレンド入りして驚き笑いましたが。)


逆説的ですが、
フォロワーが少ないからと言って信頼できない、
とは絶対に思わないんですよね。

何かを、例えば人だったりものだったりを好きでいる気持ちって、大小とかないと僕は思うんです。どこまで言っても一個人の見解でしかない。でも、一個人の見解だからこそ、その文面に溢れる愛情とか、誰かにそれを伝えたいと願う表現欲求が滲み出てくるものだと僕は思う。

今、僕にとって一番価値のある情報ってそれ。自分が作った曲じゃなくてもいい。誰かにとっての「好き」とか「人生のひとひら」になれている人やものに対するフィードを見ると、その人がどんな人だろうと興味が湧きます。

この人が、ポジティブマインド全開にして、
世の中に伝えようとしていることってどれほどのものなんだろう。

それって、絶対的に善だと思うんです。

例えばその投稿の先にある対象が音楽作品だったとして、僕が全く魅力的に感じないものだったとしても、その方の愛情ぶりを否定することなんてあり得ないわけで。絶対的にその愛は正義だと思うし、誰かに何かを言われる筋合いもない。

今回、僕は直感的に、自分たちが作った楽曲に対してそう思ってくれている方々の存在を認識できました。それは、面と向かって皆さんとコミュニケーションしにくい今だからこそ、ものすごく深く心に刺さります。

ま じ で。
皆さんが思っている以上に、喜んでます。
だって、それを何よりも望んでいたし、欲していたから。
皆さんの希望に、僕らがなれているって知れたから。


皆さんの気持ちを、ここに集めていきます。

僕は、今回自分がかけてもらった言葉に対して、何か自分なりの形で誠意を伝えていけないかと考えました。昨今の、多くの人々の苦しい思いが募るSNSという空間の中で、何か光の結晶となることが、アーティストである僕自身の力で作れないだろうか、と。

そこで、閃きました。

皆さんが僕に、僕らの作品に寄せてくれた言葉を、
定期的にこのnoteで紹介させていただこう。
僕の心が動いた言葉達を、ここに集めていこう。


僕は中学3年間を両親の仕事でインドに渡り、高校入学とともに日本に帰ってきました。その時、自分は好きなものに対して好きというと、周囲が驚いてしまうこと、大多数の中で誰か一人が主張することに対する同調圧力という、日本特有のカルチャーを経験しました。

そうか、好きということを一人で主張することって、日本だと恐怖みたいな感情があるんだなと。あんまりそんなこと考えたこともなかったし、僕自身は今も好きなものは好きって割と言ってしまうけれど、そういう想いをされる方もいらっしゃるんだという自覚ができました。

音楽の世界にも、ちょっとそういう同調圧力を感じる瞬間があります。一番多くそれを感じるのはカラオケで何を入れるか。知らない曲が入ると、シラける。カラオケで盛り上がるために、最新の邦楽曲を知らなくちゃ、と曲を覚えたこと、サラリーマン時代の僕なんかにもありました。別に本当は、どんな曲がかかってもリズムに合わせて踊って楽しめばいいのにね。

話は少し逸れましたが、今、僕の曲を好きと言ってくれている皆さんに、僕はそんな想いをして欲しくないんです。

まだまだ知られていない存在である僕らですが、


僕の曲を聴いてくださっている方々同士が、
もしSNS上でなんとなく、
そんな存在同士を認知し合うことができたら。


「あ、自分だけじゃないんだ。」
「声を挙げていいんだ。」

って、その方々以外の誰かにとっての勇気になるのかもしれない。僕らが作った曲を楽しんでくれる方々にとって、声を挙げてくださった皆さんの存在が勇気になる。そして、僕らが皆さんに届ける音楽の「光」「希望」が、自然発生的に伝播していく。そんな気がしてならないのです。僕は、それこそが自分が望んだ表現活動だと強く思う。


僕はポジティブなポストでフィードを埋めたい

コロナでさらに加速して、僕の人生はいかに「自分が自分らしくあれる場所」を追求できるかにシフトしています。僕が日々ポストしている音楽業界、音楽産業の中にも課題意識の高い内容、問題提起をしたくなることは山のようにあるけれど。それを、「〜〜だからダメだよね」という表現で僕は皆さんの目になるべく触れさせたくないのです。


ダメなことをダメというのって、
少なからず誰かの心象を第一印象で傷つけてしまうと思うんです。
よく読みもせず、否定された気持ちになりがち。


僕の曲を聴く背景にそんな言葉なくていい。

聴いてもらう皆さんに僕らが提示できる「幸福のプラットフォーム」を構築したいんです。僕の曲に触れる機会の大きな一つにSNSというものがある。僕の曲に出会う入り口を、誰かの幸せな言葉達で包み込んだ世界にできたら。聴く人も、届けてくれる人も、純粋に幸せじゃないですか。

従来型のアーティストビジネスならマネジメントやファンクラブのブレーンみたいな方がやってくれているのだろうけれど、僕の場合はそんな人も今いないし(笑)性格的に、自分で考えて自分で作ってみたいという精神が強いので、せっかく少しずつ見てもらえるようになったこのnoteという場で、皆さんの声を集約して、楽曲やこのnote、僕の発信に対するフィードバック自体の前向きな声を集めて、見ていて楽しい景色を作ろうと考えます。


理想郷は、ハピネスリッチな場所

幸福って、空気に出ると思うんです。

見せかけの幸せや他人と比較した幸せではなく、心の奥底から笑っている人たちが集まっている場所って、沈んだ心も元気にしてくれると僕は信じている。僕自身がアップダウンが激しい人間で、沈んだ時に上げてもらう仲間がいるからこそ、そう思う。肇さんは、そんな一人。

本当、普段の笑顔そのままをアー写にできてよかった。

その空間を幸福で満たしておければ、多少誰かが暗い気持ちや不安な気持ちになったとしても、誰かの陽で浄化できるはず。僕は批判するのもされるのも好きじゃ無いから、そういうのは他所でやってもらって、ここは常に前向きでクリエイティブな空気を漂わせた場所にしたいのです。


今こそ、「好き」だけで繋がる関係性があっていい。

スクールカーストやら、雇用形態の違いやら、日々現実世界では人間同士が誰に指示されたでもなく色んな隔たりを生み出している。「君と私は違う」という区別行為はきっとなくなることはない。確かに僕も、自分と明らかに思考が違うと思う人は周りにもいる。

でも、そこに「上下」ってないと思う。皆並列して、「Aが好きな人」「Bが好きな人」・・・というように、自然と嗜好や志同じくできる者同士が集まって出来ていくのがコミュニティだと思います。

ダイバーシティという言葉をよく聞くようになった今、僕が感じるのは、「違いを受け入れる」ことが重要なのではなく、「好きを見つけ合う」ことだと感じます。一緒にいることや、認め合うことは目的ではない。お互いが気持ちよく生きていけることの方が、すごく大事だと思う。

無理をしてコミュニティを大きくしていくことよりも、その中に漂う空気の「幸福の質」が大事だと思うのです。誰かの好きに共鳴できたら、それだけでお互いアガるじゃないですか。それでいいと思うんです!

訪れて、なんか癒される。
1日の終わりに、ここで元気になれる。

そんな場所に、みんなでしていけたら嬉しいです。


誰の言葉にも、価値がある


「拡散」と、「流入」

それはSNS時代のマーケティング戦略において誰もが考えなくてはいけないことかもしれない。でも、僕はバイラルチャートで1位を取るために反鬱になって、それに踊らされるのはやめようと決めました。

発信力がある人が呟くから価値がある。そうでない人に呟かれても価値がない。もし、そんなふうに思っている方がいたら、僕とはソリが合わないでしょう。絶対にそんなことはない。少なくとも僕は、どんな人の言葉でも拾いにいく。僕に対して建設的だと僕自身が思うことならね。

僕がもし、名前も知らない、フォロワーが0人の方の言葉に心を動かされたら、絶対に自分のSNSでシェアさせてもらいます。表舞台に出ていて、有名と言われる方も、分け隔てなくそうします。


僕らの曲を拡げるのは僕らじゃない

これが、最近気づいた一番大きなことです。

僕がやるべきことは至極シンプルで、

・自分的に大好きだ、最高だ、天才だと思える作品に仕上げる
・それを届けるために、戦略を練り上げ最高のローンチを目指す
・一連の活動への想いを、本気でぶつけてSNSに書き綴る
・集まってくれた「ポジティブな声」を、シェアする

それだけでいい。小手先のテクは、全体に対する付け焼き刃程度でいい。万越えのインプレッションなんて、今の僕にとって1つの投稿に対する熱量に遠く及ばないと感じる。だったら自分が本気でいいと思える物を作って、それを自分がどう本気で届けたいかを伝える方が、結果的に絶対に拡がる。しかも、無作為でなく、好きでいてくれる人を好きでいてくれる人に

僕らの存在を拡げるのは僕らじゃない。

聴いて、触れて、考えを知ってくれて、興味を持ってくれて拡げようと思ってくれる皆さんなんです。僕は、そこに信頼を全貼りします。「流行っているから拡げたい」ではなく、「好きだから知ってもらいたい」というありのままで溢れ出たモチベーションで拡げてもらいたい。綺麗事で結構。僕は美しいものにしか興味ないから。

だから、好きだと思ってくれた人に対して、どう拡げてもらいたいかは明確に伝えます。

①下記リンクをSNSに貼ってもらう
②どう好きかをなるべく詳しく、熱く書いてもらう
③それぞれのSNSで僕をタグつけてもらう
④アカウントが見つからなければKotaro Saitoまたは齊藤耕太郎って書く


僕はエゴサして見つけてシェアします。

本当なら、ライブをして会って皆さんにこのことを伝えたい。けれど、今ライブを本気でやって、皆さんからの熱狂を本気で表現してもらうのはちょっと難しい。ならば僕は自分の熱狂ぶりをnoteに書き、SNSに飛ばしていきます。今という時代だって、伝えることに本気になれば、伝わる。

そう信じています。

楽しい世界に変えていきましょう。
そして、笑顔でライブで会いましょう!


SNSは下記。
興味を持ってくれた方、是非フォローしてください。
















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