黒りすの幸せプロジェクト🐿
多分私の人生の課題は「幸せ」で、幸せとは何か、どうやったら幸せになれるのかをずっと考えている。
そうやって幸せという言葉へのアンテナを張っていると、「幸せとかバカみたいなこと考えるのはちょっと…」という言葉を拾ってしまうこともある。
実際に「幸せになりたいと思っているうちは、幸せになれないよ。」とアドバイスされたり、「まぁ、幸せ探しがんばってね。」とバカにした感じで言われたこともある。ここで私怨を晴らしてもしょうがないのだけれど。
までもとりあえず、バカにすんなって思う。
今の私では、何を探しているのか、それは本当に探す価値のあるものなのかを説明することは全然できないけれど。
でも、人生をかけたプロジェクトだからね。まだまだ時間はある。
なんとなくだけれど、幸せって、決まった道を通らなければ手に入らないほど難しいものではないけれど、何もせず常に手に入るほど簡単なものでもない気がする。
だからこそ、みんな自分だけの道を探して試行錯誤し、たまに落ち込む。
気がついたら幸せになっていた人。
幸せになれるかなんてわからないんだから、考えたって仕方がないと思える人。
そんな人たちには、よかったね、ラッキーだったねと心から思う。
でも、どっちに進めば良いかわからず足を止めてしまった時に、こっちに行けば幸せに近づけますよという看板が必要な、私みたいな人もいる。
ずっと霧の中で、体育座りをして過ごさないために。
多分私が見つけたいのは、誰もが使える、幸せというゴールまでの詳しい道案内ではない。それよりも、霧に入ってしまった時に、とりあえずこっちに進んでみなよと背中を押せる何か。そっちに進めば損はしないからという太鼓判付きで。
「よく分からないけれど、こっちに進めば良いらしい。」と安心して足を進めるきっかけさえあれば、あとは人の幸せを求めるエネルギーがなんとかしてくれるんじゃないかな。
具体的には、本がいいな。あれ、どうしたらいいんだっけって思った時だけ開く、幸せになるための手引書。「幸せになる 方法」ってググる代わりに開く本。
「言葉で幸せを広げる」というキャッチコピーを自分に付けて約一年。幸せという曖昧なものが、私の中で少しずつ輪郭を持ってきた。
平成もいよいよ終わるし、前を向いてまた一歩ずつ進んでいこう。
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