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冠攣縮性狭心症だとわかるまでの話

胸と背中の中心からのどにかけての攣ったような痛み。
のどの詰まり感。両奥歯やあごへの放散痛。

それは今ではおなじみの、胃痛とは明らかに違う狭心痛の特徴だった。

その痛みがいつ出たのかはハッキリとは覚えていない。
まとめていたメモには、2017年7月20日から記録されている。
当初は顎関節症とか虫歯かなと考えていて歯科で相談した──が、そこでは何も診てもらえず謎は深まるばかり(微妙な対応をされることが多くなったため、今は別の歯科へ通院中)。

2017年では発作は3回。どれも安静時に発生。
7/20 18:27~57 (今思えば、30分は長い!)
10/21 20:30~45
12/14 9:00~15

2018年の記録はなし。発作なかったかも?

2019年から発作が激増!特に、10月からうつ病と不安障害になって治療を開始したことも重なってか、かなり酷かった。

2/10 6:30~45
7/11 22:35~23:00
10/26 0:10~30
11/18 7:00~10

11/24 9:55~10:20 (ここが転機に!)
この日に救急外来へ(日曜)。レントゲン、心電図、エコー異常なし。
11/25 同病院の内科に受診。狭心症の可能性があると説明を受ける。レントゲンにガンなどの影はなし。
11/27 23:18~28
11/28 内科受診。ホルター心電図(機械をつけて24時間の心電図を記録。シールが強すぎてはがす時が痛い)、心エコーの検査を受ける。
12/1 8:28~35
12/5 内科受診。ホルター心電図、心エコー異常なし。心臓の弁も動きも大丈夫。もし発作の頻度が多くなったり、30分を超える発作があれば受診してくださいとのこと。

この時点では狭心症の予防薬や、発作時に使うニトロペンももらっておらず。ただ、自分の症状が「安静時に発生」「朝晩に発作が出る」という部分に当たっていたので、冠攣縮性狭心症なのかな?と感じていた。

2020年は発作が落ち着くも、10月に集中。全体的にも秋から冬にかけてが多いような印象を受けた。寒暖差なのかな?

1/21 17:16~40
10/18 10:25~30
10/21 7:27~33
10/23 6:28~39 6:48~59

2021年はついに現在のかかりつけである循環器科へ行くことに!

3/13 8:10~18
3/15 8:25~39
この日に一度は地元の循環器科で診てもらおうと初診へ。
血圧101~60 酸素飽和度低い、呼吸が浅い?
冠攣縮性狭心症の疑い。予防薬であるベニジピン1錠で様子見。発作が来たらニトロペンを使用すること。

ここから冠攣縮性狭心症の治療が始まりました。あくまで疑いなのは、確定診断をするには、
①発作中の心電図を確認する(いつ出るかわからないので難しい)。
②心臓カテーテル検査をして薬剤を投与、発作を誘発させて冠動脈の状態を確認する(検査にリスクがある)。

冠攣縮性狭心症にはニトロペンが有効で、実際に効いた+発作が減少したのでそのまま治療継続しています。
この後の治療メモもまた別の記事で残しておこうかと思います。

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