EiRAM コウ

作家×トレーナー×探検家 世の中をありのまま受け入れられない永遠の反抗期。世界を探検し…

EiRAM コウ

作家×トレーナー×探検家 世の中をありのまま受け入れられない永遠の反抗期。世界を探検して心と体の未知を探求する。 【正か否か】なんて蹴飛ばして、行ったことないこと、やったこと無いことで埋めつくせ。 そして物語のように優しく染み込む形に換える。 目指せ!南極✧アマゾン✧深海

マガジン

  • 塩と水、やめてみた

    アマゾンの原住民には無塩文化がある。肉食動物は塩を求めない。わたしたち日本人が塩を作り出したのも縄文後期。塩って本当はどれくらい必要なの?食品保存のための塩漬けによって塩が必要な体質になったんじゃないの?塩を摂ってるから水分摂らないといけなくなったんじゃないの? という素朴な疑問から始めた今回の実験。 「塩と水、やめてみた」 一ヶ月間、完全に塩と水を断ったときの、その変化を記録したマガジンです。

  • 河童 THE かわながれ

    舞台は尼崎。 働く妖怪をテーマに書きました。 下町の商店街で巻き起こるトンチンカンな河童の毎日をお楽しみください。

最近の記事

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出版情報〜ガマゲイト〜

 活字とは無縁のスポ根少女だった筆者が、物語を書きました。きっかけは一つに絞れません。「本を読め」と恩師に言っていただいたこと、なんでもやってみたくなる性格、本業がうまく行かなかったこと、正しい正しくないのループに疲れていたこと、そして、己の負の感情を精算したかったこと。  それぞれが絡み合った結果、【小説を書く】という、自分ですら想像もしなかった行動が起こりました。きっとそれ自体が創発であったのでしょう。  語彙力も国語力も小学生レベルが故、句読点も接続詞も適当です。この上

    • 河童 THE 川ながれ

       僕は河童…のはずなんだけど、だんだん自信が無くなってきたよ。皮膚は緑だし、黄色のくちばしだってある。手は水かきで背中には甲羅。とどめに頭にはお皿がのっている。それでも自分が河童だと信じきれないんだからおかしな話だよ。  だってここの人達は誰も信じてくれないんだ。いくら説明しても「オチが弱い」とか「ファッションセンスが悪いだけや」とか、そんなことしか言ってくれないんだから。  泳ぎが下手な僕が、尼崎の庄下川に流れ着いたのは丁度今から一年前だ。夏の暑い日で、日光浴でもしようかと

      • 【短編小説】No.14 この旅を終えたなら

        「君は木か?」 「見たらわかるだろう」 「いや、君は木ではない。木に似せた何かだ。私を騙すつもりか?」  緑の葉を目一杯風に揺らす大木は、大きなため息をついた。 「疲れすぎているのだ。私に寄り添って少し休めばいい」  大木は言った。厳しい暑さをしのぐのに丁度いい木陰があるのだ。心地よい風も吹いている。鳥たちに水を運ばせるのも良いだろう。 「それがなんの気休めになる」 旅人は頑なだった。すぐ目の前にある木陰に入ろうともせず、水さえ求めようともせず、ただひたすら乾きに耐え

        • カエル、更年期を渡る【序章】

          序章 カエル、出会う  そのカエルはまっすぐにしか泳げません。不思議と方向転換ができないのです。  ある時、いつものようにまっすぐまっすぐ泳いでいると、なんだか急にいつもと違う景色が広がりました。流れも違います。いつもは、同じ方向に流れる水の流れに乗ってスイスイ足を動かすだけでしたが、なぜだか水が飛沫を上げて襲いかかってきます。こんなこと初めてです。  それに体もしぼんできました。喉はカラカラに乾いています。苦しくて苦しくて、手足をバタバタと動かしました。水を掴み、息を切ら

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        • 塩と水、やめてみた
          0本
        • 河童 THE かわながれ
          3本
          ¥200

        記事

          ものもヒトもシゴトも。周波数チェックして断捨離してみた。①

          キネシオロジーテストというものがある。 オーリングテストとも言われる。 物質や思考には周波数があって【自分と合う周波数のものは筋出力が強くなり、反対に合わない周波数のものは筋出力が弱くなる】というものだ。 やり方は簡単。親指と人差指をくっつけ、輪っかを作る。誰かに輪っかを引き離すよう力をかけてもらう。これだけだ。 まずは何もない状態で、どれくらい力が入るかチェックする。そして次に、実際に物を持ったり、人や仕事のことを思い浮かべた状態でチェックする。 周波数が合わないと

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          ものもヒトもシゴトも。周波数チェックして断捨離してみた…

          足の裏と口臭

          今日の夕方、ふしぎなことが起こった。 食べ物が歯につかない、のだ。 唾液量が急に増えたらしく  食べ物を飲み込んだあとの口の中が  さっぱりしている。 思い当たることといえば 右足の外反母趾を緩和したことと そのあとから左の顎の動きが良くなったこと。 右足の指の股の癒着をとったら 足の指の動きがとても良くなったので 無邪気に喜んでいた。 そして何気なく口を大きくあけたら 顎までよく動く。 口を大きくあけるときは 「あい~ん」のときのように  「しゃくれる方向」に動

          足の裏と口臭

          【ゆるっとヘルス】へっぴり腰も及び腰も全ては重心次第?!

          ねぇ。めっちゃ急に メンタル強くなってんけど。 なんだろう。 信じる的なことが自然とできてる。 思い当たる節といえば・・・ 重心?? 左の腰が使えるようになったから?? 詳しい話は以下↓ 体に関係することわざって面白い。 心の状態をよく表してる。 私は、左の腰がうまく使えなくて 右足みたいに股関節がきれいに伸びなかった。 重心も後ろ気味でお尻もたれがち。 足のラインも汚い。 右は逆に重心かなり前気味で 左に比べて前すぎて 上部胸椎潰れてるぐらい。 だから右前、

          【ゆるっとヘルス】へっぴり腰も及び腰も全ては重心次第?!

          【短編小説】No.17 おじいさんと杖

          そのおじいさんはいつもイライラしています。 次から次へと問題が止まらないのです。 うだるような暑さに耐え凌いだと思ったら凍える冬が来るように、越えても越えても問題がやってくるのです。 この間もそうです。 ずっと悩んでいた足の痛みを解決するべく、杖を買いました。すると、その杖のせいで、雨の日のマンホールで滑って転んでしまったのです。 みんなが見ているのに、とても恥ずかしい思いをしました。 そして今度は四本脚の杖に変えました。杖の先端が四股に分かれているので、以前より滑

          【短編小説】No.17 おじいさんと杖

          【短編小説】No.16 モグラ

          光を求めるモグラがいました。  掘っても掘っても暗闇が続くのです。 標識はあるのです。 標識どおりに行けば きっと簡単に光にたどり着くのでしょう。 けれどもモグラは掘り続けます。 標識とは逆方向です。 見えていないのでしょうか。 声も聞こえます。 「こっちだよ」と、優しい声が聞こえます。 温かな声です。 けれどもモグラは掘り続けます。 深く深く、さらなる暗闇を目指して。 ミミズに出くわしました。 ほんの小さなミミズです。 それでもモグラはたいそうに驚き、もっとも

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          【短編小説】No.16 モグラ

          自信って必要?

          「だから何やねん!」 を、口癖にすることにした。 トラウマとかフラッシュバックとか プレッシャーとか弱気とか 自意識過剰とか傲慢とか更年期障害とか 色んな心のアクシデントに襲われたときに 「だから何やねん!」って 一蹴することにした。 心の乱れは恐ろしいほど無くならんから。 心が乱れようが 自信なかろうが 不満があろうが  プレッシャーに負けようが 成し遂げたいことがあるのなら 「だから何やねん!」 これしかない気がするのである!

          自信って必要?

          【ゆるっとヘルス】足の裏が弱るとお尻が垂れる?!

          お風呂屋さんでおばあちゃんを観察していると 重心が外に広がってることが多い。 膝が外に開いて(O脚) 足幅も広い。 お尻は内側(肛門らへん)から萎んでる。 お尻ぷりん!ってなってる人は お尻の内側が盛り上がってる。 脛骨(ふくらはぎ)の角度が重要。 膝から下が真っすぐで 重心が内に寄ってる人の お尻は垂れにくいし 太もももダルンってならへん。 ふくらはぎをまっすぐ保てるかどうかは 土踏まずと足首の強さにかかってる。 アーチ状、ブリッジみたいな形をしてる  土踏まず

          【ゆるっとヘルス】足の裏が弱るとお尻が垂れる?!

          【短編小説】No.15 星明のけ明

           待ち望んでいたはずの夜明けが寂しく感じる。きっと夜にしか咲かない星の輝きを知ってしまったからだろう。   赤紫のグラデーションが小さな友の心を染めていく。 「私の夜もまた巡るのか」 赤紫からこぼれ落ちるグラデーションに手を伸ばす。それはそれは美しい空だった。  そして空は緩やかに濃紺を帯びていく。小さな友は懐に忍ばせたピストルを眠りから覚ました。  旅人はそっと目を開けた。そして最初の星が輝く。 「私は恐れない。誰が許さずとも夜は巡るのだ」 旅人は一呼吸も乱さず、ほとんど眠

          【短編小説】No.15 星明のけ明

          【ゆるっとヘルス】首長族は太りにくい?!

          こんにちは!EiRAMコウです! トレーナーという仕事柄、心身の健康についてよく考えます。日々気付いたことや発見したことをゆるっと伝えられたらいいなぁ思ってます。 それでは第13回《首長族は太りにくい?!》はじまりはじまり👏 剛力彩芽さんが10キロ増量するのに苦労したっていう記事を見た。太りにくい体質らしい。 やっぱり首が長い人は太りにくいんや。 剛力彩芽さんはなで肩で鎖骨が下方に引っ張られてるタイプ。 輪っかでぐいぐい鎖骨下げて首の長さ出す、首長族系の首の形。 肩が

          【ゆるっとヘルス】首長族は太りにくい?!

          【短編小説】No.14 この旅を終えたなら

          「君は木か?」 「見たらわかるだろう」 「いや、君は木ではない。木に似せた何かだ。私を騙すつもりか?」  緑の葉を目一杯風に揺らす大木は、大きなため息をついた。 「疲れすぎているのだ。私に寄り添って少し休めばいい」  大木は言った。厳しい暑さをしのぐのに丁度いい木陰があるのだ。心地よい風も吹いている。鳥たちに水を運ばせるのも良いだろう。 「それがなんの気休めになる」 旅人は頑なだった。すぐ目の前にある木陰に入ろうともせず、水さえ求めようともせず、ただひたすら乾きに耐え

          【短編小説】No.14 この旅を終えたなら

          【短編小説】No.13 色即是空なら是好日で

          「久しぶりだな」 「おぉ!久しぶり!」 「何見てるんだ?」 「これだよこれ」 「またそれかよ。お前その行列見るの好きだな」 「面白いじゃん。ほら見て。あいつなんかすごい大きなエサ担いでるよ」 「欲張りすぎだろ」 「待ってるみんなのために一生懸命運んでるんだよ。いじらしいじゃないか。あ、あっちはほら。協力して運んでる。なにを運んでるんだろう?」 「わかんねぇけど、甘いものだろ」 「だな!あいつら甘いもの好きだもんな!」 「砂糖とか一発でいかれるよな」 「本当本当。それでね、たま

          【短編小説】No.13 色即是空なら是好日で

          【ゆるっとヘルス】イギリスのごはんはまずくない?!

          こんにちは!EiRAMコウです! トレーナーという仕事柄、心身の健康についてよく考えます。日々気付いたことや発見したことをゆるっと伝えられたらいいなぁ思ってます。 それでは第11回《イギリスのごはんはまずくない?!》はじまりはじまり👏 無塩食してたらよく思う。 イギリスで食べたご飯に似てるなぁって。 イギリスのごはんは不味いってよく言うけど、私はそうは思わなかった。 グルメじゃないってのもあるけど。 でも自分が添加物使わん料理作りだした初期の味に似てる。 砂糖もやし、

          【ゆるっとヘルス】イギリスのごはんはまずくない?!