小さな一歩を着実に積み重ねるということ(『老子』六十四章)
今回取り上げるのは『老子』六十四章からの言葉。
九層の高台も一杯の土を積み重ねることで起こり、千里の遠い道も足元の一歩から始まる、という意味。
一見すると「継続は力なり」ということを言っているだけのように見えますが、ここではそれ以上に「慎重に着実に前に進み続けること」の大切さを語っています。
つまり、優れた人物は何かを成し遂げるために大きなことや突拍子もないことをやるのではなく、目の前の小さな一歩を着実に積み重ねることで目標を達成しているのだ、ということですね。
私た