人生観をシェアリング。直島在住フォトグラファーの挑戦!
こんにちは。
2023年春に直島に移住した
フォトグラファーの岩田耕平です。
直島は船でしか行けない離島ですが、コロナ禍の2022年ですら、年間52万人もの観光客が訪れました。海外の人たちもよく見かけ、さまざまな文化を持つ人々がアートを中心に集まっています。
ここで多様な人生観をシェアリングできたら、新しい学びや気づきを得て、より良い人生を歩む人が増えると思うのです。
直島に来て5ヶ月経ちましたが、ついに写真館として使わせていただける場所を見つけました。僕は15年間かけて培った写真館の良さを活かし、人生観をテーマにした新しいスポットを作ります。
今回はそのコンセプトについて詳しく説明させてください!
1.「人生観」とは何かをONE PIECEで例えてみた
人生観をシェアリングと言われても、そもそも人生観ってなんだと思う方もいますよね。この概念を調べてみると、自分が人生や世界をどのように捉えるか、どんな価値観や信念を持って生きるかのことを指していました。
わかりやすく、ONE PIECEで考えてみましょう。物語の中で、ルフィや仲間たちはそれぞれの夢を追い求めて冒険を続けています。ルフィは「海賊王になる」という夢を持っていますが、それはただの称号や宝を手に入れるためではなく、最も自由な海賊になることを意味しています。これはルフィの「人生観」の一部です。
また、ゾロは「世界一の大剣豪になる」ことを夢見ていますが、それは彼の友人の約束を守るため、そして自分の信念を貫くためです。これもゾロの「人生観」を表しています。
つまり、ONE PIECEのキャラクターたちは、それぞれの夢や信念、価値観を持って冒険を続けています。これが彼らの「人生観」です。
僕たちも同じように、自分の夢や信念、価値観を持って生きています。それが「人生観」です。
2.人生観をシェアリングすると、人類にとってどんな良い未来が作れるのか
主語が大きすぎたので、GPTさんに聞いてみた回答がこちらです。
国際的な理解と協力の増加
社会的な差別や偏見の減少
共同体の絆の強化
教育の質の向上
持続可能な未来の実現
さすが、、視座の高い回答が得られました。ただ、なんだか遠いなーとも感じたので僕の個人的な考えをまとめてみました。
自分はどうなんだろうと、自身の人生観を考えるきっかけが作れる
自分の望む人生に向かって歩んでいくことができる
要約するとGood LIfeを過ごせるということです。
3.どのように人生観を見える化するのか
外見は写真に撮ればシェアできますが、内面である人生観は写真を撮るだけではシェアできません。そこで必要になってくるのが質問です。
僕は直島に訪れる世界の人々が、どんな考えを持っているのかに興味を持ち、この5ヶ月間は道行く旅行者にインタビューをしてきました。質問は「あなたが普段大事にしている物事や考えはなんですか?」といった内容です。
当たり前ではありますが、こうやって質問をされると人は自分の答えを返そうとします。
4.人生観をシェアリングする方法
では、次に見える化(言語化)した人生観をシェアリングする方法です。これは大きく2つあります。
SNSで発信する
リアルの場で発信する
SNSは時間や空間を超えられる一方、容易に見れてしまう為、離脱されやすい傾向があります。対して、リアルは簡単にアクセスができませんが、目の前にあることでゆっくり堪能することができます。
僕の作る写真館にはギャラリー部分も設けます。そこには写真と一緒にその人の人生観が文字になって飾られることをイメージしています。
5.写真館と人生観の相性
そもそも写真館と人生観の相性は良いと僕は感じています。それはこれまでの長い経験の中で、自分たちの姿を残す際に、人の感情が動くシーンをたくさん見てきたからです。
子どもの七五三や成人式の際に、成長したわが子を見て涙する親御さんがいました。自分たちのウェディング写真を見て、嬉しそうに笑っているご夫婦がいました。自分のプロフィール写真を見て、「自分じゃないみたい、、自信が持てました」って喜んでいる方がいました。
そこには人の想いが大きく存在しています。
ただ、ちょっと残念なことは、その時生まれた感情はカタチに残らないことです。なので、そこに適切な質問を設けて、感情を言葉に表すことができれば、人生観も写真と一緒に残すことができます。
写真撮影に合わせて、人生観を書き出した例
以前、ある新婚さんの撮影時に、感情を言葉に書きだす体験をしてもらいました。
この時、言葉に書き出してもらったこと
この日のお出かけ先を選んだ理由
パートナー自慢
この人と結婚してよかったなと感じること
これから2人でしてみたいこと
今、伝えたいメッセージ
すべてが人生観につながるかと言えば、そうではないかもしれません。ただ、この体験はまるでバラエティ番組みたいで盛り上がりました。後日こちらを元にフォトブックを作ったのですが、彼らだけでなく、ご両親も欲しいという話になって合計5冊作りました。
この内容が直島でする写真館に活かせると僕は思うのです。
6.写真館でどのように人生観を表現するのか
上で紹介した新婚さんのロケ撮影の際はこのような流れでした。
移動しながら会話
いい感じの場所で撮影
カフェなどでインタビューワーク
撮影とは別に、想いを引き出すインタビューワークを取り入れています。これを写真館での撮影フローに組み込むとこんな感じ。
ご来店後に居間であいさつ
インタビューワーク
スタジオ撮影
僕のコミュニケーション能力にもよりますが、90分〜2時間程度でご案内が可能だと考えています。
7.直島でやると何が良いのか
直島には美しい自然やアートが溢れているので、自分と向き合うには最適な場所だと感じています。
また、直島の魅力を味わおうと、毎日たくさんの旅行者が国内外から訪れています。普段の暮らしでは交流のない人との出会いもある場所だから、リアルに多様な価値観に触れることができます。
ゆっくり落ち着けて、多様な価値観の交わるところって日本でも少ないと思います。
8.まとめ
以上が今の僕がイメージしていることです。
行く先々で変わっていくこともあると思いますが、いただいたチャンスを活かして、たくさんの人に喜んでもらえるように進めていきます!
これからは古民家の壁に漆喰を塗ったり、柱に柿渋を塗ったりと体力仕事が待っています!ここを乗り越えて直島に古民家写真館を誕生させます!
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