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暑さと冷房と間取りに関する慨嘆

日本、暑すぎやしませんか。
本書執筆当日(2023年7月11日)、
最高気温35℃、最低気温25℃、湿度61~89%。
はい、異常です。異常による異常。超異常気象です。
まだ7月もはじまって2週目真ん中辺りというところ。まだ8月の本気が控えてるって…。
誰か嘘だと言ってください。
冷たい水をください。できたら愛してください。
…………

今は「梅雨」と呼ばれる時期です。読み方は「つゆ」でも「ばいう」でも構わないらしいです。
春夏秋冬は胎児から棺桶まで、誰もが知っている四季と呼ばれる日本の気候の周期です。
しかし、古来日本では季節を二十四節気や七十二候と24つやら72つと、今では考えられないほどに細かく分けていたそうです。
現代人はラッキーです。季節は4つに区分すれば良いだけなのです。春・梅雨・夏・冬。
ん?何かおかしい?秋がない?
あぁこれは別に、暦に喧嘩を売っているわけではなくて、季節のイメージからくる昨今の実際の体感からあくまで個人的に算出した日本の季節区分です。
だって、秋なくないですか。一週間、長くて二週間、ちょっと寒くなったかと思うと、雪が降り、氷点下。つい先週まではまだ「10年に一度の熱波」だったのにです。もう日本に秋なんてないのです。
満月が美しい中秋の名月。秋の風物詩ですよね。満月横目に見えるのは「すすき」ではなく、青々と茂っている広葉樹の木。
耳を澄ませば聞こえてくるのは「スズムシ」ではなく、蝉の声。
スイカ片手に満月を楽しみます。
全て、夏の季語です。︎と、言いたいところですが、スイカは旧暦のせいで秋の季語らしいです。
許されない。
決めました。今日から私は旧暦アンチです。

気づいたら話が長くなってしまいました。
ここから本題です。
この暑い夏を生き抜くには、部屋の冷房は必須です。これをつけずに過ごすことは消滅を意味します。
室温28℃以上の部屋に30分もいることを考えましょう。
30分後、部屋を覗いた同居人は驚きます。元々そこにいた人は、汗の一滴も残さず消え失せてしまっているではありませんか。同居人は焦ります。そんな時、「ガチャ。」玄関のドアが開きました。
彼です。彼は消滅していませんでした。
「これ食う?」
同居人はガリガリ君を渡されました。
彼は暑すぎて、外にアイスを買いに行っていたようです。
彼は冷房を23℃に設定し、満足げにハーゲンダッツを頬張っていました。

おふざけが過ぎました。
ここからが本当の本題です。
冷房の調整って難しくないですか。
暑い時は設定温度を下げ、風量を3に設定しますが、広くない私の部屋はすぐに寒くなってしまいます。
寒くなったからすぐに設定温度を少し上げ、風量を2にすると、しばらくしてまた暑くなってしまいます。
もうこうなったら冷房とのバトルです。
色々調整もしています。
・設定温度を下げすぎずに風量3にする作戦。
・設定温度をかなり下げ、風量2にする作戦。
(※風量は2以上でないと話になりません。)
これはどちらも惨敗です。
前者は結局寒くなり、後者は暑くなります。
ここで、しばらくの大環境バトルから1つの説がうまれました。
「風量2と3の差がデカすぎる説。」
もうこれは説というか事実です。
明らかに風速が違います。体感、倍以上。
SHARPのエアコンは間の風量を開発してください。
調節のバトルはこれからも続いていきます。→①

本題はもう1つあります。
タイトルには間取りと書きましたが、正確には部屋のレイアウトです。
エアコンは配管の関係上、決まった場所に置くことになるのは予想がつくでしょう。
問題はベッド、ドア、コンセントの位置です。
この3つを無駄なく、快適に過ごせるように配置すると、エアコンの風がベッドで横になる私の顔面に直で当たってきます。
これはどうしても避けられないのです。
現代人である私にコンセントを犠牲にした生活ができると思いますか。
ドアを開けない生活が許されると思いますか。
ベッドを犠牲にするしかないのです。
「顔に当たるの嫌なら上下逆に寝れば?」
どこからか声が聞こえてきます。甘い。
私の部屋は南北に縦長で東西には狭いです。
東西にベッドを置くと、それだけで通路はほとんどなくなります。だからと言って端に寄せると、ベランダかドアのどちらかが塞がれることになります。
南北向きにベッドを置くのはやむを得ないです。
それではいつもと逆向きで寝てみましょう。
北枕。
北枕は縁起が悪いとされています。
理由は仏教において、死者を北枕で寝かせるからです。なぜそうするかは、釈迦が頭を北に向けて無くなったからに由来するらしいです。
別に私はほぼ無神教のようなもので、熱烈な仏教徒という訳ではありません。しかし、昔から親に縁起が悪いからやめなさいとしつけられてきました。
これを守り続けて、早21年。
「なんかずっとやってきたし、今更意識するなって言われてもねー。バチ当たりそうだし。」
まさにこれなんです。
冷房風顔面直撃問題は長年の研究の末、解決不可能ということが判明しました。→②

ここで大問題発生です。
本当の本題①②から、
めっちゃ夏風邪引きやすいのです。
調節しにくい冷房+睡眠時顔面直撃風=終
このふたつの体調破壊力は計り知れないです。
少しでも、1度でもミスを犯すと、今までの体調管理は一切の意味を失うことになります。
私は現在、夏風邪生活1ヶ月と2週目になるのですが、大変です。
しかも、タチが悪いんです。
100%体調崩せば、病院行ってすぐ治せるはずです。しかし、体調は10~40%ぐらい悪いをずっと継続し続けるせいで、特に問題なく生活できてしまいます。
そして、疲れて帰ってくると、
調節しにくい冷房+睡眠時顔面直撃風=終
この等式を成り立たせてしまう可能性が上がるという悪循環になってしまっています。

やはり、日本が暑すぎるのが良くないと思います。
異常です。異常による異常。超…(割愛)
梅雨と夏、いらなくないですか。
全て暑さのせいだ!

注)こんなところで書くのはもう遅いかもしれませんが、あしからず。暑さが好きな人・梅雨が好きな人・夏が好きな人・旧暦が好きな人・北枕が好きな人・ニートの人はこの文章を絶対に読まないようにしてください。もれなく、私との仲が悪くなってしまうかもしれません。

P.S 結局寝る前の意識次第ですよね。
風邪ひいたのはしっかり自分のせいです。
うまく冷房の電源OFFタイマー使って、体調良く夏乗り越えたいと思います。
長々とふざけてすみませんでした。

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