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”つながる心”を知るための旅

子どものころからゲームが好きだった。

小学生の頃はどんな時でもゲームをしていた。友達と集まってはゲーム、宿題をサボってはゲーム、ご飯を食べてはゲーム、お風呂から上がってはゲーム、一日がゲームのことで埋め尽くされていたと言っても過言ではない。宿題サボる→ゲームで、何度母親に怒られたことか…。

僕のゲームに対するスタイルは、好きなゲームをとことんやり尽くすといったもの。それゆえ、一本のソフトに対する思い入れが尋常ではない。そんな僕が好きなジャンルは「RPG」の「シリーズもの」だ。

操作がそこまで難しくなく、何よりストーリーや設定が続いているのがいい。愛着を持った空気感と慣れ親しんだキャラクターと共に、新しい時間を楽しめる。共に過ごしたつながりはそのままに、またあたらしい冒険が待っている。これほど心強く、ワクワクすることはないだろう。

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最近楽しみにしているのは、「キングダムハーツ3」のDLC「Re:Mind」。今回のDLCは、従来のFAINAL MIX版。つまりストーリーの補完、ちょっとした続編という立ち位置だ。

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そもそも「キングダムハーツ」は、「ファイナルファンタジー」を手掛けている「スクェア・エニックス」が、世界的に有名な「ディズニー」とコラボして制作された作品。ビックグループ同士のコラボは当時多大な反響を呼んでいた。また、主題歌に「宇多田ヒカル」を起用していたことでも話題となるなど、魅力的な点が多い作品だが、特に気に入っているのは「心」をテーマとしたストーリーだ。

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ストーリーでは「心」とは生まれ育むものであるとされている。つまり、人以外にも「つながり」を育めれば「心」が宿ることを意味し、大切なモノに「心」を込めることの意味を感じさせてくれる。

またシリーズ内で度々登場する『つながる心が、俺の力だ!』というセリフ。作品を象徴するセリフの通り、ソラを中心としたいくつものディズニーワールドを超えたつながり・ライバルや仲間たちとの絆、それら「つながる心」が彼の力の源となっているのだ。

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「スクェア・エニックス」・「ディズニー」・「宇多田ヒカル」・3者のつながりは、”心を介してつながりを育む大切さ”を、一作のゲームとして生み出し、20年たった今でもたくさんのファンに支持されているのだ。

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『つながる心が、俺の力だ!』

このことは僕たちにも当てはまるのかもしれない。

これまで僕は、たくさんの人に助けてもらってきたし、ほんの少し助けもしてきた。そしてこれからも、誰かと関わりながら過ごしていくのだろう。

そうやって丁寧に紡ぎ、これからも積み重ねていくであろう「つながり」が、”僕”という人間を形成している。

ソラたちのような劇的な冒険はなくとも、それぞれのストーリーは日々起こり続けている。当たり前で忘れがちだけど、だからこそ「つながり」を大切にしたい。「つながる心」を大切にすることで僕たちはきっと、大切な何かを成せる。

そう思わせてくれる力が、このゲームにはある。

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今回のDLCは、作中で約10年、現実世界にして約20年近くを費やし収束した旅から、新たな旅へのいわば、はじまりの一歩。

積み上げられてきたキャラクターたちのつながりがり、制作陣の想い。一度はまとまったそれらが、再びどんな物語・つながりを紡ぎだすのか。

楽しい・おもしろいだけではない、「キングダムハーツ」の“これまで”と“これから”を感じながら、プレイしていきたい。

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きっと、それら――作品に込められた「つながり」や「心」――を知ることが、これからの自分をより良くしてくれるはずだ。



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