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宣伝会議賞ひとり打ち上げ2019

応募締め切りまでまだ10日ほどありますが、一身上の都合により、とりあえず一旦このへんで締めようと思います(もしかしたら、最後に多少悪あがきするかもしれませんが)。ただでさえ課題数が減ったのに、途中でさらに1つ減るというハプニングはあったものの、個人的には今回も楽しく苦しみながら取り組むことができました。(あの課題の応募作品の9割が「なんでん関電」とかであれ!という、心の中のゲスい祈りが届かずに済んだのは不幸中の幸い)

振り返ってみても、個人的には取り組み方も応募本数もまあ例年通りでした。今さらスタイルを変えられないし。2000本なんて無理ゲー過ぎる。あえて今回の変化を挙げるなら、たまに「宣伝会議賞」でツイート検索してライバルたちの動向を探ろうとした時、アカウント名に「宣伝会議賞」という文字が含まれている人の、まあ言ってしまえば心底どうでもいいプライベートなツイートまで拾ってしまい、そういうアカウントを見つけ次第、片っ端からミュートしたりしました。見てください、この器の小ささ。

さて、今回の応募総数はどうなるのでしょうか。課題が減る中、事務局の方があの手この手で応募数を維持しようと頑張っているのは伝わってきましたから、その努力が報われるといいなと切に願います。応募総数そのものが賞の権威というかステータスとなり、ひいては次回の協賛企業を集める材料にもなるでしょうし。40万くらい行くかな?もっとか?

9月のスタート当初、一部で盛り上がったように、今回仮に一人で2000本応募した人がいたとして、そのうち100本がSKATに載ったとしても、残りの1900本は……などと考えただけで何やら寒気がしてきます。へっきし。この場合、効率性、生産性など考えてはいけないのかもしれません。通過作品を生むための価値ある犠牲だった、と納得するしかないのでしょう。

今や、お笑い芸人もアイドルもコピーを書く時代。目指す目標は人それぞれだと思います。内心ではいい結果を期待しつつも、「一次審査を通過すれば御の字」とか「受賞より大事なものがある」など、自らハードルを低めに設定し、事前に傷付かないための予防線を張るのは、人として当然の防衛本能と言えます(自分が具体的な応募本数を言わないのもある意味、保険、というより、ただの逃げ)。ただし、「ファイナリストを目指している」と公言する、そこのあなた。他人にとやかくアドバイスできるほど立派な人間ではありませんが、それはやめておいたほうがいいと思います。

目指すなら、ファイナリストではなく、「受賞」です。ファイナリストを目指すと口に出すと、ファイナリストで終わってしまうかもしれない。以前、自分が協賛企業賞を獲った時、「次はファイナリストに残れたらいいな〜」的なことを言っていたら、実際に前回ファイナリストには残れたものの、見事に受賞を逃しました。ファイナリスト止まりは、想像以上に悔しいです(経験者は語る)。目の前で受賞がすり抜けていってもいいんですか?その悔しさは、日本シリーズまで行って4タテくらって胴上げを見せつけられるようなものです。

言葉の力を信じているのであれば、変に謙虚さを出さず、ぜひ「受賞したい!」「受賞するぞ!」と言ってください。それにそのほうが、もし結果が出なくても、きちんと正しく悔しがれると思う。たぶん。もちろん、応募するからには自分も受賞を狙っています。これはあくまで個人の見解ですが、受賞しなければ、一次審査通過もファイナリストも、大した違いはないと思っています。何に価値を見出すかは、それこそ、人それぞれでしょうけど。
はいそれでは、おさらいです。みなさま、ご唱和ください。
「ファイナリストは目指すな。受賞を目指せ。」
声が小さい!もっと腹から!虎ノ門ヒルズを吹き飛ばすイメージで!

★おまけ
宣伝会議賞に下ネタを応募しようとしている方のために、以下のツイートを貼っておきます。締め切り前に見直す時に参考にしてもしなくてもどっちでもいい。あなたは自由です。

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