お金の流れで読み解くビートルズの栄光と挫折
最近読んだ本の中で音楽ビジネスに興味があるあなたへオススメしたい一冊がある
今回は読み終えた感想を一部ご紹介
是非最後まで目を通していただけたら幸いです
音楽が好きで自身が学生の頃バンド経験していたことから好きなロックバンドミュージシャン達の原点でもあるビートルズに興味を持った
ロックとは?
音楽ビジネスとは?
マネー戦略とは?
自分なりに紐解き改めて音楽の歴史を振り返る。
ビートルズとは?
What is The Beatles?
イギリス・リヴァプール出身の4人組ロックバンド。
1962年10月にレコードデビュー以来1970年まで活動
メンバーは ジョン・レノン 、ポール・マッカートニー 、ジョージ・ハリスン 、リンゴ・スター
ポピュラー音楽の枠組みを拡大した。
彼らはロックンロール、フォーク、ブルース、R&B、サイケデリック・ロックなどのジャンルを融合させ、独自の音楽性を生み出す
世界一有名なバンドといっても過言ではないだろうか
ビートルズの偉業
ファッション言動思想に至るまで
全てが社会現象に
音楽誌『ローリング・ストーン』による
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第1位アメリカのシングルチャート1位から5位までを独占
スタジアムで ライブを行った世界初のバンド
日本武道館で ライブを行った最初のロック・バンド
グラミー賞8回受賞 ( 24回ノミネート)
アメリカの人気テレビ番組で驚異の視聴率72%
ファンクラブやPVを作った初のバンド
画期的なレコーディング、新しい取り組み
(多重録音、テープ逆再生、クラシック楽器)など
数多の偉業を成し遂げてきたのはビートルズくらいであろう
しかし、凄いのは音楽性ではなかったそれは
ビジネス・スキル
博打性の高かった音楽業界で『売れるため』『売れ続けるため』に、さまざまな音楽ビジネスのスキルを開発。当時の音楽市場に大変革をもたらし、ライブチケットは、アルバムと同じ程度の金額に抑えて青少年たちにも買えるようにし、それがティーンエイジャーの人気を爆発させた
当時は、シングルレコードの売上が収益の中心のなかビートルズはアルバムの商品価値を高め、アルバムで収益を稼ぎ出すことに成功するのである
また革ジャンにリーゼントというバリバリの不良少年だった彼らが、デビューするときにはスーツにマッシュルーム・カットという洗練されたスタイルにも変わっている
こうしたビートルズのビジネス・スキルは、現代のビジネスにおいても、学ぶべき点があると言っても過言ではない
前例なき世界で稼ぐ「最強チーム」の作り方
team up with The Beatles
個性的なメンバーで類稀なるセンスと技術で作詞作曲
年下であっても、謙虚に教え請う姿勢と柔軟性
リーダであるジョンのビートルズでの立ち振る舞いやメンバーへの気遣い、仕事をしやすい環境整備
「バンド単位」でスターになる史上初の戦略
フロントマンであるジョンとポールが目立ちがちではあったものの、ジョージとリンゴも決して隅に追いやられていたわけではなく、随所で印象的な働きをしていました。そればかりか、ときには主役になり、バンドの違う側面を見せてくれたりしたことも。ビートルズはビジネス的にみても最強のチームだったと著者は指摘している。そしてもうひとつ注目すべき点は、最強のメンバーを集めてバンドをつくり、コンセプトを定めたジョンの功績
ビートルズは、そのチームワークのよさと、個々のポテンシャルを最大限に生かし切ったチームとしての戦略によって、大きな成功をつかんだのであった
市場ごと巨大化させた「マネージメントの極意」
「迅速にしかも丁寧に客の要求を満たせば、売り手も報われ、評判が広まる」
まとめ
人が欲するものを提供する事ビートルズは、自分達を商品として客観視して「どこが売りなのか」「何が売りなのか」などを冷静に分析し、努力してきた個性を活かし新たなことに挑み続けるビジネス戦略を組み立てる事が重要である
あくまでも今回は抜粋しての一部解説
読めばきっとあなたのビジネスチャンスにも活かせるヒントがかくれているはずだ
音楽ビジネス書としても読みやすくビートルズを全く知らない初心者の方にもビートルズを知る機会にもなる是非1度手に取ってみてほしい
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