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映画鑑賞の記録『メグレと若い女の死』

ジョルジュ・シムノンのメグレ警視シリーズを読んだことがない私でしたが、ちょうどええ時間にやってるのがこれしかなかったので観てみました。私の知り合いで京都シネマのことを悪く言う人がいてすこぶる気分が悪いんですが、すごく良質な映画を公開してくれる、ええ映画館やと思います。音響がどうだとか、スクリーンが小さいだとか、そういうことで文句ばかり言う人は音響が整っていてスクリーンが大きくないと映画がわからないくらいに感受性が低いんだと思う。感受性の低さをわざわざ声高に主張しなくてもいいのに。

さて。
メグレといえば名探偵コナンの目暮さんを思い出す程度の知識、つまり、それは知識がゼロというほどのレベルで観たんですが、やはり、これについては予備知識が足りなさすぎたかもしれません。

STORY
ある夜、シルクのドレスを着た若い女が死んだ。片足には靴がない。不釣り合いなほどの高級ドレス。5ヶ所もの執拗な刺し傷。この謎めいた事件を担当するのが警視庁犯罪捜査部のジュール・メグレ警視。わずかな手掛かりをもとに、メグレは名前すらわからないこの若い女を殺した犯人を探すことになった。

↑この物語紹介だけ読んでから観たんですが、もったいないことをしてしまったかもしれません。

先日、東京に行った知人が「菅野美穂がマンションから出てくるのを見た」と言っていましたが、私はたぶん、菅野美穂を見ても気づかないと思うんです。そうやって、せっかくの何かしらの貴重な情報(菅野美穂がマンションから出てきたという情報が貴重なのかはさておき)を「知らない」がためにスルーしていることって山ほどあるはずで、それってやっぱりもったいないですよね。どうせメグレ警視シリーズの映画を観るなら、それ相応の知識を身につけておくことで「見どころ」にもっと注視してこの映画を観られたのではないかしら、と、まあ、後悔の残る映画鑑賞となりました。

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#ミニシアター #京都シネマ
#メグレと若い女の死

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