長い物語としての『撮影』
写真には「一瞬」を切り取るというイメージがありますが、実際にはそれだけではなく星の軌跡を撮影するような長時間露光では、何分、何時間という時間を表現することができます。
さらに一枚の写真ではなく、複数の写真を一つの文脈で見てみると、一日の出来事や旅行記録、さらには成長記録まで、非常に長い時間にわたり撮影という行為が続いていくことになります。
1枚の写真が伝えるストーリーといものがある一方で、長期間の写真群を一つの作品として見つめることこそ写真の本質なのではないかと思っていま