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写真を「撮る」ということ

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日々写真を撮っていく中で感じたこと考えたことを写真とともにゆっくりと伝えていきたい。 カメラの操作は必ず表現したい何かとつながっています。カメラのUIをより良く知るための情報も織… もっと読む
運営しているクリエイター

#デジカメUX

デジカメのアップデートが生み出す撮影したくなる動機

スマートフォンの登場を一つの切っ掛けとして、製品を販売した後で機能や性能が向上するアップ…

撮影”前後”のクリエイティビティ拡大がこれからのカメラUXの鍵になる

現在これまでのように自由に撮影をおこなえている人は少ないと思います。特にポートレートのよ…

コロナ時代の「オンライン撮影」という新しいスタイル

3月末に突然に在宅勤務が始まり、それまで会社での仕事と帰宅後のnoteという自分の中での時間…

「自分の写真」という曖昧な存在

みなさんは「自分の写真」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? まず大きく「自分が写った写…

「フィルム」という制約とクリエイティビティ

一生懸命フィルムの不便さを無くしデジタルの世界でクリエイティブな表現ができるカメラを作っ…

”きまぐれフォト”がカメラを面白くする

「自分らしさ」が写真の重要なキーワードになってきたと思ったら、もっと軽やかに「きまぐれ」…

CP+でデジカメUXデザイナー連携

撮影スタイルをデザインするのがデジカメUXデザイナー達です。 Leicaによるカメラの小型化がストリートフォトグラフィを生んだように、カメラのデザインが撮影スタイルを作ってきた一面があります。 近年では、フィルムからデジタルへ、また写メ、スマホの登場も撮影スタイルに大きな影響を与えました。道具が人に変化を与えライフスタイルや価値観まで変えていくということは沢山おきています。 どんな存在のカメラを作りたいのかこの世のあらゆるものはさまざまな使い方ができます。例えばクルマも

ロボットに写真を撮らせる <レリーズユニット実験>

普通のカメラをロボットに操作させるというコンセプトで、今年はなにかを製作しようと目標を立…

ロボットと共有する"カメラ"

以前の記事で、ロボットを購入(クラウドファンディングの支援)をしたことを書きましたが、UIデ…

デジカメUIエッセイでフォロワー1万人の道のり

おかげさまでnoteを再開して約1年で1万の方にフォローしていただきました。 大きくバズるこ…

Adobe Stockの採点で楽しむ一年のふりかえり

会社の部署で毎年恒例となっている年末写真展に向けて、今年撮影した写真の中からテーマに合う…

フォーカスを愉しむ

写真とは広大な時空間の中から一つの瞬間と空間を切り取る行為と言えます。 さらにレンズは特…

各社のデジカメUIを比較評価するための視点

ニコン、キヤノンがフルサイズのミラーレスカメラを発売し、フジフイルムやソニー、パナソニッ…

長い物語としての『撮影』

写真には「一瞬」を切り取るというイメージがありますが、実際にはそれだけではなく星の軌跡を撮影するような長時間露光では、何分、何時間という時間を表現することができます。 さらに一枚の写真ではなく、複数の写真を一つの文脈で見てみると、一日の出来事や旅行記録、さらには成長記録まで、非常に長い時間にわたり撮影という行為が続いていくことになります。 1枚の写真が伝えるストーリーといものがある一方で、長期間の写真群を一つの作品として見つめることこそ写真の本質なのではないかと思っていま