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病は気からとは限らない 体調が気持ちを支配することもあるのだ!

おはようございます!

お盆までちょこちょこと、
演奏やら仕事やらで落ち着かない毎日を過ごせていましたが、

お盆はレッスンもお休みで
久しぶりに何もわずらわされない毎日を過ごしました。


私は四年前に、
ひょんなことから、思ってもいなかった大きな仕事に巻き込まれることになりました。

話が決まり、公演まで4ヶ月という準備期間のなか、お金のこと成功させることの重責と、毎日おきるトラブルで、
次第に胃を病み、不安神経症のようになりました。

結局、前日に台風のため全て中止となり、負債こそなかったものの泡のように消えたのでした。

そのあと、母の肺がんの発覚と手術、義父の他界、コロナ禍となっていきます。


それぞれのことが辛いのではなく、

次々と、起きることがだんだん積み重なり、朝、目が覚めるのが怖くなっていきました。


結局、私は
パニック症のような自律神経失調症、不安神経症、PTSDのようになってしまいました。


病院行ったところでどうにもならないので、

自分観察による認知療法を自分で取り組むことになるのでした。


結果として、今はとても落ち着いています。


長く、自分観察した結果、わかったことがいくつかあります。

・決まって2時頃目が覚めて、理由なく不安に襲われる。
・風邪の前が特に不調


私の症状は、
お腹の筋肉がギューっとなることや、ドキドキすること、わなわなすることなどで、それが始まると1週間は身体中が緊張してしまうのです。


でも、ちょっと考えたら、
もしかして、
胃の粘膜が胃液でヒリヒリしてるのかも、それが原因で痙攣が起きている、
それを、不安と感じるのではと考えるようになりました。


なぜなら、
毎日、トラブル勃発で不安だったときに、胃潰瘍になっていたよで、
もしかしたら、

『その逆』が起きているのかもと思ったのです。


つまり、
『パブロフの犬』です。

不安で胃が悪かったことが
脳に刻まれ、

胃が悪いと、不安になるという脳の記憶が呼び出されるのだと思ったのです。


よく、
人は、気にしすぎるとか、
心配性だねとか、考えすぎといい、
気持ちの持ちようで、体調が悪くなると言います。

つまり、
性格や人間性や気が弱いと、気持ちを先に考える


でもね

逆のことも多いと思うんです。


体調の記憶が、脳に認識の誤解をさせる。


脳と気持ちはが同じと思う方も多いと思いますが、

実は、違うと思います。


脳が痛みを感じると
脳内ホルモンが分泌され、
それにより、不安や緊張のスイッチが入る。


すると、気持ちは不安を探すのです。

不安にならないと、脳と一致しないから、探すのです。

そして、記憶や経験の引き出しから、
探してきて、落ち込む。

体調も悪くなり、悪循環。


それに気がついてからは、
私のその後ですが


まず、寝る前に、胃液を調節
胃の粘膜を改善

ドキドキしたら、
胃の痙攣と思う

不安に入ったら、
「はい、はい、わかりました。不安になりたいのですね。わかりましたよ」と自分を受け入れる。

調子が悪くなる周期を捉えて、そろそろ、良くなると認知する

不安を書き出して、それぞれに自分からのアドバイスを書く

などなどで、いまは、とても良くなりました。

1ヶ月ほとんど苦しんでいたのに、
今は、何ヶ月に数日。

だいたいは、
胃を痛めたとき。

もちろん、これはしっかりお医者さんで、胃などを診てもらってからのことです。


脳が
痛みの記憶や、不安の記憶を持っていて、
それが条件反射で身体や心に、伝えてしまうことがあるのだと思います。


だって、風邪ひいたとき、夏バテのとき、寝不足のときなんて、
何も心配ごとなくても、
気持ちが落ち込み、何もしたくないし悪いことばかり浮かびます。
人の言葉に傷つきやすくもなります。

そんなものだと思うのです。

脳と気持ちと身体は別。

だったら、逆からのアプローチもありだと思うし、気持ちばかりせめてもダメだと思います。

脳についちゃった、癖は、行動で変えていけるので、
もし、共感されたとしたら、
自分の気持ちと、体調を記録して、
どういうきっかけになるのか、観察してみたらいいかもしれません。

誰にでも、合うことではないし、ほんとに病気のこともあるので、まずは、しっかり病院にかかりましょう。

そして、自分に必要な、思考と行動の変容を工夫してみたらいかがかなと思います。

自分の気持ちを責めないこと。

身体が丈夫な人は
たまたま生まれ持っただけ


だれも悪くないから


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