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人格形成に必要なのは遺伝子?環境?海外生活の話を全然しないカナダ、バンクーバー編(カナダのカの字も出てきませんw):海外行ってみた編集後記Vol.5

Amazonを利用した完全犯罪で、商品を注文して届いたら中身だけ取り除いて返品クレームをだし、商品と返金代の両方を手に入れるというものがあるらしい。たしかに受け取り確認の段階で人が介在しないのでこっそり中身だけ手に入れてもバレないし、Amazonはカスタマーサービスが充実し過ぎているので発送側の不注意から発生したクレームのひとつとして処理してしまうらしい。Amazonがお金持ちの大企業で多少のことならお金で解決できてしまうのもひとつの原因みたい。

ただこういうのは犯罪が横行すると必ず解決策が生み出されるので、そのうちなくなるんだろう。個人でやるにはあまりにも面倒くさい計画的な犯罪だし、おそらくバレないためのノウハウも必要。

こういうことが起こるから実店舗の存在が大事だと言いたいわけではなく、僕の場合はむしろさっさとレジと受付係をほとんどゼロにしてほしいと思っている。というのも僕は接客されるのが苦手なんですよね。接客する側の方が断然ラクなんです。そういう人ってたまにいると思います。僕は長いこと接客サービス業に携わっていた経験があるので、その名残みたいなものがあるからなのかも知れません。

私たちの性格というのも、そういう経験の名残みたいなものが因子となって形成されていくんだと個人的には思います。人格形成に関しては、よく遺伝子論と環境論に分かれて話し合ったりしますが、いまの科学的な見解ではどっちも正解です。ただ多くの人が勘違いしがちなのが遺伝子があるからといって必ずその遺伝子に支配されるのかというと、そんなことはないということです。要するに私たちの人格形成は環境からも影響を受けるので、そちらから遺伝子よりも多くの影響を受けるように仕向ければいいのです。

また遺伝子は持っていても、必ずしもそれが本人に発現(現実に影響が現れること)するわけでもないということもポイントです。家系が太りやすいからと言っても、家族の中にはなぜかその性質を受け取っておらず、家族と同じ量を食べていてもなかなか太らない人ってたまにいますよね?それとおんなじです。

まぁ僕個人の意見としては、今の自分がどんな遺伝子を持っていようが、それが自分の理想とする自分像にそぐわない場合は、遺伝子論なんかは無視して環境を整えることに全力投球すればいいと思います。そして同時に、遺伝子を安全に操作できない現代では、僕らはそうやってひたすら自分の抱える遺伝子的な運命に逆うしかないんだからどうでもいいよね、とも思います笑。

そしてここまで書いてきて、今回もまたまったく海外の話をしていないことに気づく僕(冒頭でAmazonの話しただけや笑)。これも遺伝子の為せる技か…!

そういえば話を聞いていると、海外で暮らそうと思った人たちもそういった自分の遺伝子と日本社会の環境とのギャップに違和感を覚えて海外へと飛び出したって感じの人が多い。実はわりと空気に流されやすい人ほど環境を大きく変えることが向いているんですよね。海外に行く人ってみんな特別な人格を持っているっていう感じが一般的にはあるけれど、それってたぶん海外に行ってから発現した人格で、日本にいたときはそんな変わり者でもなかったという人もけっこういます。もちろん、変わり者の海外移住者もいますけどね。ただ結局のところ変わり者人口がそもそも少ないので、わりと普通の人でも海外に出掛けていってそのまま暮らし続けているって人もたくさんいるんですよね。

この『海外行ってみた』マガジンでは、そういう普通の人の書いた普通のことをつらつら綴っていけたらいいなーと思っています。これは個人的な予想だけど11、12月頃の記事になれば、みんな肩の力が抜けると同時にコツみたいなものを掴み始めてきて、日常的な描写が増えてくるんだろうなーと思っています。

ちなみに25日にはカナダのバンクーバーに在住のYasの記事が『行ってみた』マガジンに投稿されます。LGBTとゲイパレードなるものの話をしてくれます。ゲイパレードってなんぞ?って人は覗いてみてね。

※写真はカナダの自然。カナダは国土が広いので場所によってかなり風景が変わります。取ってつけたように最後に写真を載せておきます^^

今日はこんな感じで終わります。

今回のおまけは、「イケメンと美女の社会的存在価値について」です。ほな、またなー。

※今回の記事は投げ銭形式です。おまけは「イケメンと美女の社会的存在価値について」、「イケメンと美女の社会的存在価値について」気分的に二回繰り返しました。

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