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「いったん○○する!」で前進しよう

仕事を前に進めたり、重要事項を決断するとき、
はたまた、コミュニケーションを円滑に進めたいとき、
私が実践している効果的なアプローチがあります。

それは「いったん○○する!」です。

このアプローチはかなり有効で
私も迷ったり進めないときに
意識して実践しています。
ご紹介するのは次の4つ。

(1)いったん決める
(2)いったん進める
(3)いったん止める
(4)いったん認める

ぜひ活用していただきたい「いったん○○する」です。

(1)いったん決める

ビジネスにおいて ”決断できない” とき
たくさんありますよね。

迷うかも知れませんが
そこはスパッと「いったん決めて」しまいます。

最終的に
後で変わったとしても構わないんです。
直感でいったん決めてみてください。

そうすると気持ちもすっきりしますし
違っていたら違う方向に変更すればよいだけの話です。

違っているのが分かることも進捗ですね。

経営者やマネージャーであればなおさら。

決断できずにズルズル引き延ばすより
いったん決めて
「違っていたら変更する」という方が
部下にとってもはるかに
仕事の効率も精神的にも良いはずです。

最終的に
「いったん決めた」と
伝えるのも悪くないかもです。

(2)いったん進める

「腰が上がらないとき」にこそお勧めしたいのが
この「いったん進める」です。

なかなか進められないときは、
まず「いったん進め」ましょう。

”決める”行動と同じですが
いったん進めてみて
上手くいかなければ止めてもいいですし
方向を変えればいい話です。

悶々とするよりは
いったん進めてみましょう。
スピードを大切にしてください。

(3)いったん止める

最初の二つは「前進する行動」について
”いったん○○する”でした。

ですが
プロジェクトを推進していると
うまく進まないこともたくさんあります。
そんな経験ありませんか?

そんな時は
「いったん止めてみる」のも手です。

例えば
タスクに関わるメンバーの雰囲気が悪くなったり
うまく進まなかったり。

そんなときはいったん「止めて」みて
整理し直したり
気持ちを新たにしたりして
再開してみるのもよいでしょう。

そうすると
何か新しい打開策が見えてくることがよくあります。

この
「いったん○○する」は
やり直してもよいのだという前提なので
行動のハードルがグンと下がります。

(4)いったん認める


そして最後の「いったん○○する」は
「いったん認める」です。

周りにこんな方はいませんか?

・相手の話に対してまず否定から入る
・相手の話を聞いてすぐ自分の話にもっていく
・すぐ結論に持っていきたがる
・やたらとアドバイスする
・話をかぶせてくる

高圧的で、部下としてもやる気が失せてしまいますね。

実を言うと
私自身が完全にこのタイプでした。

「否定だけはしない」ように気をつけてはいましたが・・・。

経営者さんやプロジェクトリーダーは
社員さんやメンバーをやる気にさせて
動いてもらう必要があります。

◇チーム一丸となって推進するために◇

成功に導くためには
さらにたくさんの人を巻き込んで
プロジェクトを推進していく必要があります。

そのため
特に意識してほしいのが
(4)「いったん認める」
です。

プロコーチとして
専門的に言うと「承認」と言います。

が、そんな専門的に意識する必要はありません。

そして
コーチングのように
ず~っと相手の話を聴き続ける必要もありません。

相手の話の後にすぐに
自分の話や意見を言わずに一言

「いいですね」
「なるほど、そうなんですね」
「たしかに、そうなりますよね」と、

いったん相手の話を認める言葉をかけてみてください。

そしてその後に
自分の話や意見を言うようにするだけで
コミュニケーションが格段に良くなります。

必ず良くなるので
ぜひ一度試してみてください。

そう。
キャッチボールやテニスの
「心地よいラリー」のイメージですね。

ボールをいったんしっかり受け止めるイメージです。

ポイントは、声に出して認めること。

いくら心の中で認めていても、
相手が「認めてくれている」「伝わっている」
と感じてくれなければ、
よいコミュニケーションになりません。


傾聴が苦手、できない、苦痛、という方も
この
いったん認める」を
意識するだけで
相手の話を楽に聴けるようになるので
ぜひ試してみてください。

あなた自身が何より楽になりますよ。


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