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白帯に戻れ。

ーーーーー以下引用

何かを身につけるのも大変だけど、
一旦身につけたものを剥がすのは もっと大変だから。

今、私 それをしている最中だけど、
もうね、本当にね、訓練してきたから自動でそっちが働いちゃうんだよ。
止められないの。

表現系のレッスンしながら剥がすのは無理だって
悟りをひらいたもん。

自分が普段やっていることに近いものだと
勝手にOSが立ち上がっちゃうんだよ。

違うことがしたいのに。

ーーーーー以上引用終わり


そうそうこれなんですよ。
「自動で」、「勝手に」動いてしまうんですよ。
訓練したことであればあるほど。

訓練したってことは
何かしらができるように何度も練習したはずです。
(その動きが正しいかはさておいて)

特別意識しなくても動けるように頑張ったんです。


無意識でもできるようになった、とも言えます。

無意識になったがために
「自動で」「勝手に」動くようになった。
「違うことがしたいのに」。

今度はそれをやめたい。
自分がやりたいこととは違ってしまったから、
無意識になってしまったことをやめたい。

そう、
ここがアレクサンダーテクニークの
出番となるところです!!!

自動で動いてしまうことに気づけたら、
自動で動いてしまうことの
きっかけになることを
思い続けながら、何もしない。

そうすることで、
新たにやろうとすることと
動いてしまうもののセットを
切り離すんです。


上の記事の方は、
目的とするものとは全く別のことを通して
自身の動きを向上することで
元々やりたい動きへの変化も期待しているんですが、
アレクサンダーテクニークでは、
動き、「自動で」動いてしまう動きを
どうすればやめられるかに注目します。

思うという刺激に対して、動きとして
反応しない体験を積むことで、
その刺激に「自動で」反応してしまうことを切り離し、
より良い反応としての動きができるようにしていきます。


で、またしてもなぜ広まらないのかがわかるということに。。。
積み上げていきたいですからね。


なかなか捨てられません。

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