○分やるだけってもの、
最近流行ってますよね。

昔テレビでやっていた
3分クッキングと同じような
レシピを知るだけようなものです。

あれで料理ができるようにはなりません。

もし、そこから、
火加減はなんで中火なんだろう、
なんで調味料を入れるのはあのタイミングなんだろう、
なんで先に肉に火を入れておくんだろう、
などなどを考えていくなら
それは立派に料理ができる人になっていく。

でも、見た通りにやるだけなら、それは
作れた、というだけにすぎません。

何かを知った気になれるだけ。

それは、今見ていたスマホの画面から
目を離した瞬間にはもう忘れていることと
同じなんじゃないでしょうか。

学校で習ったことなんて
覚えただけのことは忘れてしまいます。

自分で考えたことは
いつまでも覚えているし、
応用もしているはず。

何かを学ぶには時間がかかりますし、
自分で考えることも必要です。

何事かがわかったなら、もう
教えてもらわなくてもよくなる。

卒業というやつです。

自分で考えることで
答えが出せるようになります。

免許皆伝は師匠から教わった様々なことを、
おうむ返しできるようになることではありません。

なにも考えないでいると、
何かよそさそうなことを聞くと
それを信じ込んでしまい、
それをするだけになってしまい、ずっと
キョロキョロし続けることになります。

やっぱり3分クッキングになってしまいます。