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オフレコ的ブランディングとは

こんばんは。
けいえす(35歳)です。

今宵も堪能させていただきました。OFFRECO. の時間です。
まずOFFRECO. の簡単なご紹介から。

平成ノブシコブシ)吉村さんと、産業医の大室さん(News Picks準レギュラー)がMCとなり、ちょっとヨソでは聞けないここだけの話を、各界の著名なゲストから巧みに引き出していく。News Picksの一番組として隔週金曜日夜22時~から生放送の番組となります。

ブランド創りの極意ということで、第6回目の放送をキンコメを中心に簡単に振り返りたいと思います。

ゲスト

高田淳史 A.T.Marketing Solution代表。元グローバルレクサスのブランディングを主導。
齋藤 太郎 株式会社dof代表。角ハイボールなどサントリーウィスキーのブランディングに13年従事。
長瀬 次英 PENCIL&PAPER.COM CEO。元インスタグラム・ジャパンの初代日本事業代表責任者。
工藤 萌 現ユーグレナ。資生堂最年少ブランドマネージャーとして活躍。

名言その1
ブランディングとは、機能として劣っていても売れること

例えばフェラーリ。車の性能としては断然トヨタの方が上だったとしても売れる車、それがフェラーリ。よく故障してしまうとしても売れる車、それがフェラーリ。故障したことですら自慢してしまう車、それがフェラーリ。

つまりブランドとは、その製品やサービスを心底お客様から愛されること。

名言その2
ブランド力とは、人の気持ちを動かすこと

その製品・サービスを使っていただくために、お客様の気持ちをどう動かしていくのか。

サントリー佐治さん(たぶん4代目?)
「サントリーは酒を売っているんじゃない。お酒の時間を売っているんだ」

かなり抽象的な表現ではありますが、この抽象表現をすることがブランディングであるようだ。つまり私見ではあるが、抽象化することで、そのブランドを一義的な定義をさせず、幅広くお客様一人ひとりにブランドの持つ意味や意義を与えることができるのではないだろうか。

また、抽象化する前にフェーズにおいては、原体験が重要とのこと。原体験から得られた想いや気持ち、ストーリーを抽象化しブランディングにつなげていく。

原体験→抽象化→ブランディング

名言その3
愛するわが子をどうやって世の中に送り出すのか

これはブランドマネージャーの心得だそうで、私的、本日のキンコメだ。※キングオブコメント→キンコメ

自社あるいは自社の製品・サービスをわが子のように愛すること。愛が無いブランドマネージャーはダメだ。自分が愛せていないわが子を、どうやって世の中の人々に愛せてもらえるのか?

確かに自分の会社のブランドマネージャー(いるのか知らないけど)はこうであってほしい。ただ弊社はばりばり国産企業かつ、B2Bが主なので、P&Gや資生堂、サントリーといったB2Cの企業とは単純比較は難しい。B2B企業とB2C企業のこのあたりの比較もやってほしかった。

名言その4
ブランディングとは恋愛

ここのやり取りが面白かった。

やり取りの内容は割愛するが、要は(男性目線ですが)気になる女性がいたときにアナタはどうやってアプローチするか?目が合って、挨拶なんかしたりして、名前を聞いてみたり、電話番号を教えてもらったり、食事なんかに誘ってみたりと、相手の気を引くのか試行錯誤を凝らして、いかに最終的に恋仲に持っていくのか。

このアプローチのプロセスがブランディングも全く同じだということだ。つまり恋愛上手はブランディング上手?ということか。確かに相手にどう思われたいか、どうやって見られたいか、って試行錯誤しますよね。恋愛だけに限らず。

なるほどー。為になります!!

名言その5
人の心の中にポジションを確立させる

芸人吉村さんの破天荒キャラが例に取り上げられていました。TV制作時において、MCキャラは〇〇だよね!いじられキャラは〇〇だよね!破天荒キャラなら吉村だよね!と、何かのアクションを起こす際に、そこのポジションにおいて確固たる地位をブランディングして、すぐにパッと思いついてもらえるかどうか。

つまり

ハイボール飲むならやっぱり角ハイだよね!
セダン乗るならレクサスだよね!
キャンプするならスノーピークだよね!

ということだな、と私は理解しました。

最後に

回をおうごとに吉村さんの回しが上手くなってきてます。良いタイミングで「ちょっと待って待って!」と、自分の土俵に引き戻したり、難しい内容を砕きにいったり、絶妙なタイミングでぶっこんだりと、今までの破天荒キャラを良い意味で裏切ってくれています。

今宵も楽しく学ばせていただきました。

News Picksやそのほかの番組・コンテンツについては、過去noteご参照ください。



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