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本選びと服選び

本を読むのも好きだし、本屋も好き。
店頭では話題作をチェックして、興味のあるコーナーで少し試し読みをしたりする。

よく言われるように、最初の数行に目を通してみると興味を引くかどうかの判断基準になる。過去に読んだことのある作者なら内容を想像しながら、はじめての作者なら概略やプロフィールも合わせてみながら、心を惹かれたらそのまま購入する。
迷ったうえで見送ることもある。その後覚えていたらやっぱり買うし、忘れてしまったらそれまで。
期待度に対する結果ははわりと直感が働いているように思う。

こういう、ピントが合う感覚は自分の感性と経験の積み重ね。

一方で、服。
興味がないわけではない。
できれば自分に似合う、良い服を着たいと思っている。
でも、正解が分からない。

優先度が低いのが一番の原因なのだと思う。
ごはん、仕事、本、車、お絵かきやゲームなどのインドア、遠出や山歩きなどのアウトドア、などなど、いろんな生活要素の中で、服を選ぶことへのリソースがとても低い。
最悪、穴が開いてなければいいくらい。

衣類店で飾られるコーデを見てステキとは思っても、自分にそれが似合うかどうか、何が良いのかが分からない。
試着して、自分なりにアリならアリ。その判断基準は鏡を見ておかしくないか、着脱がラクかどうか。
圧倒的な経験不足と関心不足からくる感性の無さ。

服に頭を悩ませたり、出費をしてやっぱり失敗だったりすると、その時間と費用を勉強と本と映画やドラマ視聴に費やしたいなんて思ってしまう。

本ならもっとピントを合わせて選べるのに。

制服はラクだな。
スティーブ・ジョブズのように服装を決めてしまうのもいいな。
服のサブスクがあるらしくて、今はそれをすごく検討してしまう。

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