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ビジネスパーソンが文章力をあげると、「仕事力」と「恋愛力」もあがる説

文章は、ライターだけのものではありません。
ライターでなくとも、日々の生活にこそ活きるもの。

私自身、noteでの発信をはじめ2カ月半、週2~3回のペースで書く習慣となり、文章力は向上したと思います。(当社比)

以前の文章を読み返すと、ワンテンスが長い、構成が甘い、そして固い。
ここの句読点の位置変えたい…と、添削したい衝動にかられつつ、文章の歴史としてあえてそのままにしています。

本業は一般的な会社員の私。ビジネスパーソンが文章力をあげると、「仕事力」と「恋愛力」もあがる説を唱えてみました。(こちらも当社比)

信頼感が増し、効率的に仕事を回せる”仕事力”

私の本業は、ライターや編集といった業界でもなく、全くの異業種。ただ、社内・社外とのやり取りで、半分程度はテキストコミュニケーションで占められています。

私は元々、電話があまり好きではなく、完全にメールやチャット派。コミュニケーションコストをかけずに一つの仕事を終わらせたいタイプ。

文章力が向上するメリットは、「仕事が効率的に回ること」。社外からの問い合わせや相談がテキストで来た際、相手の要望をくみ取り、明瞭完結にメールで回答。文章力があがると、これが1回のラリーで終わります。

短い文章は正義。特に、ワンセンテンス60文字以内と、重複言葉の削除をして、文章の贅肉を減らすことを意識します。

文章力がないと、それってどういうことですか?の打ち返しメールがきたり、電話で長々問い合わせが。最近は、相手の方もテキストで終わらせたい方が増えている印象です。1回で期待以上の分かりやすい答えが返ってきたとき、信頼できる担当者と思ってもらえます

営業部署のため、必要や状況に応じて、オフラインで訪問したり、zoomや電話も利用。メールでの不必要なやり取りがなく創出できた時間で、そこに時間を割け、結果効率的になります。

社内会議での議事録も同様。誰よりも分かりやすい議事録や要約を続けると、「あ、こいつロジカルでデキるやつかも?」なんて思ってもらえたり。

具体的に言語化し、好きを伝える”恋愛力”

マッチングアプリでの出会いが多くなった現代。プロフィールを埋めるにしろ、メッセージをやり取りするにしろ、文章を書く機会が恋愛において増えました。
文章力があがると恋愛の最初の扉が開きやすいよ、というお話ではなく。
(いえ、きっとそれも一理あると思います…!)

私が考える、恋愛において文章力が向上するメリットは、「具体的に言語化できること」

例えば、旅先の情景を文章で伝えるとき。
「海がきれいでとっても素敵でした!」
これでも、綺麗な写真があれば伝わります。

しかし、少々幼稚な印象になるに加え、誰でも書けてしまう。
差別化を図るには、「私たちの心まであらわれる海の青さと透明度、忙しない日常を浄化してくれます。」といったように、何が素敵なのかを具体的に言語化する。
そんなことを反復するうちに、言語化力が向上するのを感じます。

どこが素敵なのか相手に伝えたい時、どこが好きなのか相手に伝えたい時。
「好きだよ。」これでも十分素晴らしい言葉。
けれど、「包容力があって自立していて尊敬できる、会話の波長が合って一緒にいて安心するところが好き。」など、具体的に言えると、きっと自分の想いがもっと伝わると思うんです。

言われた方も、自分なりの個性や内面を好きでいてくれると感じ、汎用性のある言葉ではないから嬉しくなる。

褒めや好意だけでなく、近しい関係だと、どうしてもネガティブなことを伝えねばならない時もあります。その時も、言葉のチョイスと伝え方で受け取る方はかなり心象が変わる。
つまりは、言語化力と伝える力が向上すると、カップル・パートナー間の喧嘩に繋がりにくくなる気がします。(思いやりは大前提として)

私は、伝えるべきことは相手に伝えます。言葉にしないと伝わらない、察して欲しいは難しいと思っているから。
そして、いつ、感謝やポジティブな言葉を伝えられる人がいなくなってしまうとも限らないから。
それはきっと私が、父を亡くしたり、母も大きな病気をしたり、私自身も離婚という大きな別れを経験しているからかもしれません。
後悔だけはしないようにー。

以上、文章力をあげると「仕事力」と「恋愛力」もあがる説でした。仕事や恋愛と書きましたが、言語化して伝える力は、人間関係全般において、自分自身を助ける力になると思っています。


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