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【双子生活】双子と東京サマーランド。ダブルバギーがまだ手放せない理由

毎年、このくらいの時期には親族とともに東京サマーランドに行くようになって四年目。最初のきっかけは、双子を妊娠中の妻が管理入院となり、約二か月の父子家庭で長男(当時4)と次男(当時2)が少しでも寂しくないようにというものでした。

自分ひとりで4歳と2歳の男児をプールに連れて行くのがまだ不安だったので、一緒に行かせてもらいました。あまりのはしゃぎっぷりに、次男が思いっきり汗をかきながら昼寝した記憶がいまも新しいです。

そして今年、男児四人がそれぞれ一年の歳月を重ねて東京サマーランドに。それはそれは元気いっぱい、リスクいっぱいの一日でした。

長男(7)は水泳にはまり、「自分は泳げる側である」プライド全会。ウォーミングアップがバタフライと、僕ができないことを知っているので、見せつけるかの如く。

次男(5)も水泳教室で自信をつけたのか、足が届かないのに何度も浮き輪を飛び出し、混雑している流れるプールで溺れているとしか思えないギリギリでの生還、ときに大きなイルカやバナナの下に入ってあがれないでもがいている姿に、絶対目を離してはいけない、親としては楽しくもつらい時間。緊張感がずっと高く、自分が楽しむ瞬間はほぼ皆無。

そんななかで、存在感を放っていたのが双子。二人乗りの足を入れる場所が空いて座れるボートに、前と後ろが同じ顔。ラッシュガードも同じなので、誰が見ても双子。少なくない女性に声をかけてもらい、笑顔で手を振る始末。アイドルなのか・・・。みなさんに自宅での傍若無人の振る舞いを映像で公開したい気持ちがふつふつと沸き上がりました。

双子が日常生活のなかでダブルバギーを使うことはありません。自分で歩けるし、そもそも乗りたがりもしません。自分たちはおにいちゃんになったのだ、という強烈なプライドがダブルバギーに彼らを乗せません。

不要なものは、それを必要とする双子家庭にお譲りしています。だから、いつかこの最強双子バギーである

エアバギー AirBuggy ココ ダブル キャメル 双子用 二人乗り ベビーカー メッシュクッション内蔵・専用レインカバー付き AB4803

をお譲りしようと思ってはいます。が、もう少しだけ、もう少しだけと思って、自宅のアンティークどころか空間泥棒と化してもまだ保持しています。それも東京サマーランドやキャンプなど、(工藤家にとってはまだ)大型行事のために他なりません。

東京サマーランドで避けたいのが、メイン駐車場に入れないこと。ここを逃すと結構先の第二駐車場に停めてバス移動という苦行がいきなり発生します。

ダブルバギーに大きな荷物、そして四人の男児、双子込み。小回りがきかず、思い通りに動かず、何より危険。戦力と化した長男もテンションがあがってしまい非戦力化。ファンタジスタ次男は言うまでもなく・・・。そして双子。夫婦二人では移動だけで一日分のエネルギーを消費します。

そのためメイン駐車場は死守したい。どんなに早起きで、準備不足でも、朝早く車に男児四人を押し込んででも出発に踏み切るしかありません。自分たちとしてはこれで十分だろうという時間に到着(朝8時くらい)したところ、なんとかメイン駐車場に入れたものの、予想外に後ろの方でちょっと遅れただけで苦行からのスタートでした。あぶない、あぶない。

入口から遠くの駐車場。後ろのドアを開けてダブルバギーを出す。ここで間違えてはいけないことは、荷物を先に出さないこと。重い荷物をダブルバギーのフックに引っ掛けて、何度バギーが後方に転倒したことか・・・。

双子をバギーに乗せる。嫌がったら面倒だなぁと思っていたところ、あまりに久しぶり過ぎてハイテンションで座ってくれました。長男と次男が同じくハイテンションで降車しようとするところを目で静止し、荷物を動かす。

周囲の状況を見て、安全が確認できたところで長男次男に「降りてよし」の合図。目で。

夜逃げばりのいでたちで、ガンタンクみたいになったダブルバギーを押してあるきます。周囲で長男次男がちょろちょろするので、目でコントロールしながら歩きます。やっと入口。

そこからセキュリティーチェックに長い行列があったのですが、係の方が僕らを見て、こっちから入ってくださいと誘導してくれました。そもそもセキュリティーゲートをダブルバギーが通れるのか心配だったのと、一回全部降ろしてダブルバギーをたたんで、というのは後ろの方にも迷惑がかかるので申し訳ないと思っていたので、係員の方々には心から感謝します。

---お得情報---

工藤家では、120万件以上の優待が受けられる「みんなの優待」というサービスを使っています。

月額490円で親族まで使えて、120万件以上の優待が使えます。めちゃくちゃお得です(初月は300円)。

今回の東京サマーランドでは、大人二名、小学生以上1名、以下3名で、18,000円のところ、合計で3,100円引きの14,900円となりました。大人一人あたり1,400円引きですよ!!

こんな優待がそこら中にあるため、旅行もお出かけも食事など、とにかく最初にサイトで検索していきます。おススメ中のおススメです!!なんと入会がNPOを支援するという行為にもつながっています。

---お得情報終わり---

チケットを渡して入るゲートでも、ダブルバギーが入らないので横にあるゲートを開けてもらいました。やっぱり後ろのご家族、早く入りたい子どもたちには迷惑をかけたかもしれません。

上述したように、プールではとにかく長男、次男が溺れるのではないかという心配から目が離せず、双子はプカプカ順調でした。しかし、ここで三男が「浮き輪で泳ぎたい~」と一言。当然、四男も続きます。流れるプール上で突然起こった出来事に、一回休憩をして、体制を整えてからと思いきや、なぜかこんなときだけ心がきれいなジャイアンに変容した次男が「いーよー」と浮き輪を・・・。長男も続き・・・。

最悪のフォーメーションに。浮き輪を持たない長男(足がギリつく)と、まったく足がつかないファンタジスタ次男、そして浮き輪で泳いだことがない双子、残されたツインボート。考える暇もなく流れていく僕(ら)。

次々と襲い掛かる魔物たち。

魔物1:上から注ぎ落ちる滝
魔物2:突然濁流を生み出す壁
魔物3:一回逸れて再合流できる周り道

そんな数々の魔物を退け、これはやばいと感じたので長男と次男にお願いをしてツインボートに乗っていただく。浮き輪の双子、浮き輪と背中の間にある隙間に手を入れ、下に落ちないように抱えつつ、抱えられていると怒るので悟られないように気配を消す(一応ヘルパーつけてはいます。怖すぎるので)。

だいたい一時間泳いで休憩を四回転が定番ですけど、二回転終わった段階で疲労困憊。僕ら夫婦だけだったら、そこで帰っているくらい疲弊してました。家族はもちろん、一緒に遊んでくれる友人らには毎回感謝しかないです。

そしてお昼。完全に疲れ切っていながらもテンションの高い双子は、どうしようもない感じになっており、おもむろにダブルバギーに座らせ、食事。下がらないテンションと、また泳ぎに行きたい欲望と、ちょっとだけ出た眠気。

ここでダブルバギーのシートを倒し、上部のメッシュのところに夫婦のスマホを設置し、普段は見させてもらえないyoutubeをつけます。今回は高いテンションにあまり効果を発揮できないながらも、妻が寝かせつけてくれました。暑いなかで妻の方が消耗してしまいましたが、近くの人が団扇をくださったおかげで、暑くて眠りに落ちられない双子も入眠できました。

おやつを食べて、もうひと泳ぎして帰宅の時間。僕の頭の中ではやっとホタルノヒカリが流れたところ、疲労困憊ハイテンションの双子はやっかいな状況。シャワーをあびないし、着替えないし、遊びたいし。

そこで「ダブルバギー!」の登場。何とか座らせ、荷物をひっかけ、出口を通り抜けて駐車場へ。

経験の浅かったころは、ここで双子を車に乗せてしまい、ひとりが座った状態か、二人が席から離れた状態でダブルバギーが荷物もろとも後ろに倒れるわけです。しかし、僕らはあの時の双子の親じゃない。

まずは荷物を地上に降ろして、ダブルバギーを安定させた状態から双子を車に乗せていきます。安全で、安心に。

きっと僕ら夫婦はいくばくかのやってしまった経験を経て、ちょっとは成長できているようです。

ダブルバギー、手放すときは、慎重に。

現場からは以上です。

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