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<13>ワインの思い出①

たまたま入ったお店の店員さんにデザートワインを勧められて、ドイツ産の貴腐ワインを購入した。
噂に聞いていた通り、まったりとして甘口。でも、何故かどことなくサッパリもしている。(酸味も感じられるのが、ドイツ産の特長であることは後日知った)
甘いけれどスッキリもしているワインを初めて口にして、もっとワインについて知りたくなった。
お気に入りのワインを見つけたい、大好きな味のワインを楽しみたい、そんな欲が出てきた。
 
たくさん飲めるほどアルコールに強くないので、いろいろな種類を飲みながら探すよりも、ある程度の予備知識を入れて飲む範囲を絞って探した方が、お気に入りの味に早く出会えそうな気がして、本を購入。
製造方法だけでなく、産地やぶどうの品種なども記載されており、その種類の多さに驚きつつも、少しずつ知識が増えていくのが楽しかった。
書かれている味と香りの特長をイメージしながら読み進めると、ちょっぴりワイン通になった気分になった。
飲んでもいないのに、飲んだような錯覚に陥る。

本の中で繰り広げられるワインの世界も広いが、現実は比較にならないほど広い。
よく言われることだが、座学(書籍で学ぶ)も大切だが、実技(実際に味わう)には敵わない。

ワインを飲まなくなって数年。
もし次に飲む機会があったら、何を飲むだろう。。。

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