見出し画像

国益あるいは又は国民の利益を求める政治家と私利を追求する政治屋・広島サミットに思う。

G7広島サミットが終わった。
中身でなく、表面的なことだけを捉える側は、評価し、
本質や実質や具体性を求める側は、批判している。


国益あるいは又は国民の利益を求める政治家

建前では、サミットは参加国や世界のより良い未来を求めるための実務会議のはずだ。

それからいうと、最近の、といっても相当長い期間、G7サミットは、G7各国首脳の親睦会か同窓会的位置付けだったが、今回は多少実務的な会議となったように見える。

それは、東西冷戦が終わって、自分たちだけが世界を動かしていると思い込んでいた多くのG7の首脳の勘違いによるところは大きい。

かつて、G7のGDP世界シェアが七割を超える時代は、
参加国の言動は世界にインパクトを与えた。

しかし、G7のGDP世界シェアが4割を下回りそれは加速している現在、
人口や経済成長率でG7を上回るG20のG7以外の方が影響力を与えるようになった。

議長国日本の首相の思惑で、今回の広島サミットはG7とG20の足して2で割った位置の斜め横ぐらいの感じになった。

ロシアのウクライナ侵略戦争が始まって、
ウクライナのゼレンスキー大統領が出席したが、
最近の世界の政治家の中で、彼は
#国益求める政治家  あるいは又は  #国民の利益を求める政治家
の典型のように見える。

私利を追求する政治屋

真逆の行動様式の日本の首相が、
他人や他組織の良いイメージを借りて、
いかにも何か国民や国や世界や未来に対して良いことをやっている
演出とは違い、
ゼレンスキー大統領の出席と言動は
命懸けと本気度が伝わってきた。

彼は、少なくとも、プーチンが侵略戦争の始まった日からは
国益あるいは又は国民の利益を求める政治家そのものであろう。

あの開戦時のウクライナや大統領の立場なら、
西側各国首脳が大統領に呼びかけたように、
国外に逃亡し、そこから指揮を取るというのが
世界の常識だった。

核兵器廃絶をしたくない、「#冠広島サミット」

核兵器廃絶を望む被爆者を含む世界の人々は裏切られた。
あのプーチンの核兵器使用による脅しの戦争が進行中の中で、
核兵器が戦争をする後ろ盾や根拠にはなっても、
平和を維持する道具ではないことは明らかなのに、
核保有国はその既得権益ににこだわるあまり、
なんの科学的根拠もない「 #核抑止力 」にしがみついている。

事実は「 #核開戦力 」「 #核継戦力 」「 #核恫喝力 」などである。

世界中の核兵器の開発費、維持管理費を使えば、
今頃、世界の貧困の多くは解消され、
地球温暖化・CO2増大の問題は解決され、
人類はすでに火星に降り立っている
のだろうと悔やまれてならない。

「#未来をよくしよう」と思う人は、
行動を始めるべきだ。

「広島」と言う単語を散りばめていれば、
それが多用されれば、
「世界が#自動的に平和になる」
「#自動的により良い未来が来る」
などど、
ありがたい念仏のように唱えたり聞いていたのでは、
次のプーチンはもいくらでも出てくる。

#次のプーチンはもいくらでも出てくる


それは、日本にも、世界にもである。

それを防ぐかどうかは、私たちの今からの行動にかかっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?