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【孫社長のむちゃぶりを解決したPDCA】から学ぶ

みなさんこんにちは!
早いもので2月も中盤に差し掛かってきました。年始に立てた目標や継続事項は順調に進んでいますでしょうか?


今日は、みなさんの仕事や、プライベートで続けていることに役立つ本を紹介しようと思います。紹介本は、「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」です。
(著者は三木 雄信 さんで、元々孫正義さんとソフトバンクにてさまざまなプロジェクトを成功された方になります)


本書は、ソフトバンクという高成長企業、孫正義さんのワークスタイルを踏まえ、何かで結果を出していくにはどうPDCAを回していけば良いのか?ということが詳細に書かれております。
※PDCA : PLAN (計画), DO (実行), CHECK (評価), ACTION (改善)


① 思いついた計画は、可能な限り全て同時に実行する

ソフトバンクが他の会社と大きく違う点が、
「一度に全ての方法を実行する」という点です。同社がこのルールを重視する理由としては、以下が挙げられます。

1 - スピードでライバルに勝てる
2 - 最善の方法を探せる
3 - 各方法を正確に比較できる

普通なら、まず1つを試し、検証し、「効果が薄いから別の方法も試そうか」とまた別の1つを試す。そうして1つ1つの結果が出揃ったところで、「どの方法が一番結果に結びつくか」を判断し、本格的に実行に移す、、というのが一般的です。

しかし、これでは時間が掛かります。特に昨今では、ITの発展により時代の変化のスピードも早く、はたまた先に競合企業に市場を取られるかもしれません。そんな残念な結果にならないためにも、考えた方法はすぐ同時進行で試して、結果を検証 → 最も効果的な方法を見つける  という行動をおすすめいたします。

②1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックして改善する

〜「今日勝つ方法」だけを考えて実行する〜

実行のための方法が揃ったら、次はそれを実行していくステージに入ります。

例えば、内勤営業をしているA 君がいて、A 君の1ヶ月の目標を「月に3件の契約を取る」 とします。それを達成するために、「1日に3人と10分以上話す」という目標を据え置きします。

加えて、
①毎日の目標
②毎日の結果
③勝ち負け

を以下のように、表に書き込み、日々結果を書き込みます。

毎日の記録の付け方

ここで重要なのは、「毎日、なぜ勝ったのか、負けたのかを必ず分析すること」です。そうすることで、より成功に繋がりやすい通話時間や相手の属性、架電の時間帯が見えてきて、良い結果へとつながっていきます。
(ベテランの方でも、日毎の分析・改善はなかなかできていないのではない絵でしょうか?)


③目標も結果も数字で管理する

「数字で語れないものは去れ!」 孫社長が社員に求めることをひと言で表すならば、こうなるそうです。

今日の売り上げや利益はなぜこの数字で、その理由や原因は何か?次は何を実行すれば、何%の改善が見込めるのか? 全てを数字で語れなければ、「次から君は来なくいい!」と即退場のようです、、(汗)。

本書では、実際に原因と結果を分析するために、
1 - 多変量解析
2 - T字勘定 (オリジナルワードなので、下記に画像を添付します)

T字勘定

いかがでしたでしょうか?
全て同時進行で、かつ1日ごとに出来を管理し、結果を数字で捉えて改善を繰り返してく という一連のプロセスを意識してやっていけば、成し遂げられないようなものはない、という気になってきませんか?

みなさんも、ぜひ本日挙げた3点を参考に、明日からのお仕事に取り組んでみてください。

① 思いついた計画は、可能な限り全て同時に実行する
②1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックして改善する
③目標も結果も数字で管理する


【本日紹介した本】


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