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モビリティトレーニングの実践    MOB 2・3 プッシュアップ・ハンドスタンドに向けたプログラム ~アクティブストレッチ(8種目)~

 「歩く 拾う 持ち上げる 押す 引く 伸ばす しゃがむ など」といった日常生活で繰り返し行う基礎動作の身体能力を高めるために軸に据えたトレーニング種目ごとに プログラムを紹介していきます。皆さんの身体の状況 目標・目的によってアクティブストレッチ・コアトレーニング・スキルトレーニング・メイントレーニングの内容・組み合わせは 多様に変化できます。ここでは一例として御覧下さい! アクティブストレッチからスキルトレーニングまでは メイントレーニングで行うプッシュアップ・ハンドスタンドの序章です。基礎動作の質を向上させ メイントレーニングの効果をより高めるためのものです。全ての過程を少量でもよいので行い 身体の変化に向き合いながらメイントレーニングに進んで下さい!

アクティブストレッチ

・肩甲骨と上腕骨の位置関係に問題があると肩関節周囲の機能不全が見られます。手関節・前腕部の可動域の減少によっても機能不全がおこります。(上腕の回旋軸が肩甲骨面上をそれてしまうと動作が非効率になり 代償動作が生まれます)また 胸椎の柔軟性・胸郭の拡張域は肩甲骨の運動域に影響します。メイントレーニングのプッシュアップ、ハンドスタンドに向けて 肩甲骨と上肢の関係、脊柱(胸椎・胸郭)と肩甲骨の関係、前腕の回外域、脊柱の回旋、股関節周囲の可動性 を意識して動かしていきましょう!


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「ちょっとやってみようかな、マネしてみようかな」というところからカラダの使い方に興味をもってもらえれば嬉しいです。