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子供が欲しいタイミング

世の中の人は、なぜ子供が欲しいのか、ここ2年くらいはずっと考えています。
考えると同時に、ネットで何度も「なぜ子供欲しい」「子供 欲しい 理由」と検索を重ねています。

子供を持つことは、人生を大きく変えることなのに、お試しができない。

服は試着できるし、サーティワンアイスクリームも試食できるのに、お試しができないことが、わたしの不安をあおる要因だと感じています。
(家の購入も大きいことなのに、試して住むことができないのが決断を渋る原因です)


しかも、タイムリミットがあります。女性はいつまでも子供を産めるわけではありません。男性であれば、若い子と結婚すればある程度「いつまでも」子供を持つことができます。


もし仮に子供を持つことになった場合、たぶんとても楽しいし、嬉しいし、感じたことのない愛を感じたり、幸せなんだろうな、と想像ができます。



日本人の性質なのか分からないですが、女友達と話すとき、彼氏の悪口や悩みを聞くことは多いですが、「のろけ話」を聞くことは少ないです。

これと同じ現象で、子供との生活における苦労や諦めを聞くことは多いですが、子供がいて「幸せな話」を聞くことは多くありません。
(インスタを見ていてもそうです)

マイナスの話のほうが「共感」を生むからだとは考えます。


人に影響されやすいわたしは、その話を聞いて「欲しい」とはまったく思いません。
現に、今の生活が、これまでの人生で一番楽しいし、幸せだし、「もっとこうなりたい」と思うことはあっても、人生を揺るがすほどの苦労には対面していません。

マイナスの話からは、この「人生で一番楽しい時間」を捨てないと得られないものだということが分かるからです。

でも、女性にはリミットがある。



つまり、

  1. 「人生で一番楽しい時間」を捨ててまで得たいものなのか?

  2. 子供を持った経験はないし、いつかは欲しいと思うかもしれないけど、リミットがあるので、欲しいと思ったタイミングで得られなかったら20代の自分を後悔するかもしれない

この2つで大きく揺らいでいます。




結局は、興味はあるけど経験したことのないことだから不安なんだろうな、と思います。

今の時代、なんでもシェアで、なんでも「持たずに」試せて、嫌ならすぐに辞められるのに、子供を持つことはそうはいかない。

しかも嫌だったからと言って後戻りはできない。


ここまで考えていると、やはり子供を持つ理由は、親のエゴでしかなく、自分の幸せを実現するためのツールなのだろうか?少なくとも私はそうなるだろう、と難しく考えてしまい、また一歩踏み出せないのです。

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