【「社会ってググったら分かるじゃないですか。」と生徒から言われて考えたこと】
今日、放課後にある女子生徒から言われました。
「社会ってググったら分かるじゃないですか?」と。
そうです。
まさに生徒の言うとおりです。
何年にどういう出来事が起きたとか、
国会の仕組みとか、
この地域はどういう気候なのかとか、、。
スマホが有れば一発で分かります。
では、
社会科の教師は居るのか?
その存在意義は何なのか?
と考えさせられました。
スマホがあり、AIが発達している時代に、
「暗記するだけ、覚えるだけ」の授業はいらないよな、とはっきり思います。
今はセンター試験で、知識問題があり、覚える必要も有りますが、スマホ1台あればセンター試験なんて解けてしまいます。
じゃあ、どういう力がいるのか?
私は以下のように考えています。
「学んだ知識を使って新しい解決策を考え、生み出す力。」
変化の激しい時代、正解のないこれからの時代に必要なのは「創造力」なのではないかなと思います。
この力は機械じゃできません。
だからこの力を育成する授業をしたい、と心から思います。
ほんとは生徒にスマホを使わせて授業してみても面白いんじゃないかなと思います(笑)
社会科の醍醐味は、
「正解のない、いろんな問題を扱うこと」でしょう。
日本、世界のあらゆるいろんな問題をどう解決していくのか?
これをとことん考える授業づくりにこだわりたいなと改めて感じた生徒の質問でした。
教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/