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中国で肺炎が流行して医療崩壊しかかっているという報道を見た件

中国で肺炎やインフルエンザが流行っています。

11月頃からマイコプラズマ肺炎が流行っているよと噂になり、看護師の友人からも間違いなく患者が増えているから気をつけてねと言われました。

では、このマイコプラズマ肺炎って何なのでしょう。

マイコプラズマ肺炎は細菌による肺炎。咳や発熱、のどの痛みが特徴。子供や若者に多く、抗生物質で治療。学校などで感染しやすい。休息と水分補給が重要。

OpenAi(ChatGPT)

なるほど、子どもがかかりやすい肺炎だけど、抗生物質があるし、休養しておけば回復できるってことがわかりました。

日本の報道では、病院に患者が溢れて医療崩壊寸前のように説明されていましたが・・・・

決してそんなことはありません。

中国の病院が患者で溢れているのは日常茶飯事です。マイコプラズマ肺炎が流行ったからではありません。

さらに報道では、熱のみで症状が軽い児童が点滴を受けながら宿題をやっている風景も報じられました。

その報道をみて「中国人、○おかしいんじゃないの?」と感じた人や、狂気のようなモノを感じた人もいることでしょう。

確かに絵面としてはシュールで話題性がありました。

しかし、これは日本人と中国人の宿題に関する考え方の違いが原因です。

日本の場合、宿題をたとえ完成させられなくても、教師は別に気にしないでしょう。特にそれが肺炎とか発熱が理由だった場合、なおのことです。

でも、中国は違います。

なぜか宿題が神聖不可侵の絶対に守るべきルールのように扱われています。宿題のことを何があっても終わらすべきタスクの様に考えているのです。

教師も保護者も、そして児童も同じく、宿題は絶対に終わらすべきと考えているのが厄介です。

それで、発熱してようが、お腹を下していようが、頭が働き手が動くなら宿題をさせようとするのです。

そのことの良し悪しは別として、彼らにそのような考え方があるのは事実です。それで、病院で点滴されながら宿題をする児童を見て、極端な国民だと判断してしまうのはどうかなと感じます。

彼らは「宿題をできる状態なら、終わらしてしまったほうがよい」と考えて行動しているだけなのです。

さてさて、2019年11月ごろから始まったコロナ禍の起点となったのは間違いなく中国でした。

そして、その対応に様々な疑問符がついたのも事実です。

とはいえ、今回のマイコプラズマ肺炎やインフルエンザの流行を第二のコロナのように言うのは如何なものかと感じます。

さらに、中国の良くある風景の一コマを切り抜いて報道し、人々に誤解を与えたり、印象を操作したりするのはどうかなって思ってます。

では、わたしは中国で肺炎もインフルエンザも気にせずに暮らしているのでしょうか?

そんなことはありません。

肺炎もインフルエンザもとっても苦しかったですし、新型コロナウイルスに感染したときは、正直「ヤバいかも」って思いました。

それで、マスク着用、手洗いうがいは徹底したいと思います。

たしか、コロナ真っ盛りのころ、日本でも中国でも例年流行するインフルエンザの罹患率が低かったと記憶しています。

意味がないと思っていたマスクって結構効果あったんですね〜
皆さんもお気をつけて〜

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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