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コミュニケーションスキルが怒鳴るな人たちのお話し

昨日、マンションの管理人に怒鳴られました。

わたしはかろうじてアラフィフのオッサンです。この年になると、だれかから𠮟られるとかほとんどありませんし、ましてや怒鳴られるだなんて・・・むしろ新鮮な気持ちがしました。

さて、どうして管理人というかガードマンが怒鳴ったかというと、わたしが友人の車を敷地内に入れようとしたからです。わたしの住むマンションは駐車スペースが限られておりいつも混雑しています。そこに見知らぬ車が入ろうとしたので、ガードマンは最初からけんか腰でした。

わたしが自分の部屋番号を伝えて、荷物を運ぶだけだと言うと、渋々ながらもゲートを開けてくれました。それで「ありがとう!」と言うと、突然ガードマンが切れて「なにがありがとうだ!スペースはないんだぞ!わかってるのか・・・この、なんたらかんたら」と怒鳴り始めました。

こうなると、まともに反応しても仕方がないので、そのまま敷地内に入ることにしました。

コミュニケーションスキルがない人たち

このガードマンのように、面倒なことや困ったことが起きたとき、また起きそうだと思う時に、上手にコミュニケーションを取ることができない人がいます。

恐らく今回の駐車スペースの問題は、ガードマンにとって頭痛の種なのでしょう。そこに見知らぬ車が入ろうとしたので排除しようと思ったけど、住人だとわかり排除もできない、それで面倒臭いという気持ちを怒鳴ることで発散したというわけです。

今朝、出勤途中に怒鳴り合うおじさんたちを見ました。

どうやら植木を剪定していたおじさんに、もう一人のおじさんがクレームを入れたようです。狭い歩道で作業をしていたので、邪魔だと怒鳴りつけていました。そうなると手が付けられません。剪定していたおじさんはハサミを振り上げて怒鳴り返していました。

こうなると何が問題だったのかすらわからなくなります。最善の方法はすぐにその場を立ち去ることです。

このおじさんたちも迷惑だなと感じたり、邪魔されたと思った瞬間、怒鳴るというコミュニケーションスキルを使う習慣がありそうです。

話してもわからない、もしくはわかってもらえないという世界で暮らして来たのかもしれません。そういう人は、コミュニケーションの方法が乱暴になる傾向があります。

外国人として暮らすわたしは注意が必要

怒鳴るおじさんたちは、丁寧に話すことの大切さがわかっていません。

丁寧に話を聞いてもらったことすらないのかもしれません。それで意見を通す主な方法が怒鳴るという残念な結果になっています。

これと良く似たことがわたしにも起きることがあります。

わたしは中国で暮らす日本人です。中国語を話すことはできますが、もちろん日本語のように使いこなすことはできません。そうなると表現は直接的になりますし、場合によっては相手が何を言いたいのかわからないこともあります。

コミュニケーションに滞りが生じたり、誤解があることがわかるとイライラしたり不安になったりすることがあります。これを解消する方法として「不機嫌である」ことを表情や仕草に出すことがあります。

これって程度の差はあっても怒鳴るオッサンと同じです。気をつけないと、相手から距離を取った方が良いと思われる可能性があります。

異文化への理解が足りない人も注意が必要

さらに中国人への誤解、もしくは理解が不足しててコミュニケーションが上手く取れないという人もいます。

ある日本人が地下鉄の駅で駅員に対して怒鳴りつけていました。購入した切符が使えなかったからです。

でも怒鳴る必要なんてありません。ただ使えないと言えばよいのです。でもその人は大きな声で一方的に話し続けていました。列に並んでいた中国人も驚いていました。

その日本人にどうしてあんなに大きな声を出したの?と聞いたら、日本で中国人に要求するときは怒鳴れと教えられたと話していました・・・

そんなことを真に受けるのもどうかと思いますが、実際にそういう勘違いから適切ではないメッセージを出す人もいます。

なぜ中年になると切れやすくなる?

オッサンは切れやすいって中国だけの問題ではなさそうです。

日本でも切れる中年の話が話題になる事があります。

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どうしてオッサンが切れやすくなるのかわかりませんが、切れ散らかしているオッサンほど見苦しいものはありません。

そういうわけで、今日も気立てのよい外国人として振る舞うように努力したいと思います。

ちなみに以前こんな記事を書きました。

丁寧に話す、相手が理解したいと思っていると信じる

これがコミュニケーションの基本的な姿勢にできると、きっと自分も周りの人も気持ちよく過ごせるようになると思います。

そうなれると良いなって思います。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

では、また明日!

ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。