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フットワークの軽い両親が遊びに来てくれて海外との距離感について考える

4月下旬。

子供たちの春休み。
両親がはるばる日本から遊びに来てくれた!

我が家の両親は2人とも元エアライン勤務。
同世代の人に比べて海外が近いし、フットワークも軽い。

コロナで自主隔離期間などあって長いこと鎖国状態だった日本も緩和により自主隔離がなくなった。

とはいえ、
出国と入国前にPCRしないといけないので、通常よりはプラスアルファの費用も手間もかかる。

航空券は私のたまっていたマイレージでプレゼントしたものの、燃料サーチャージと空港税で1人50,000円もかかった。

5万円?めっちゃたけー。

PCRも1人2、3万くらいかかる!
たかっ。
それが出国前と入国前の2回!

やっぱりまだまだ自由な往来とは言い難い世の中なのである。


それでもはるばる来てくれた。

春休みの1ヶ月くらい前。
「子供たちの春休み、自主隔離期間もなくなったし遊びに来ない?」

こんな声かけで、さくっと来てくれた。

20代の頃。
私が東海岸駐在になった時、
派遣後の2ヶ月後位に母が1人遊びに来てくれたっけ。

そんでもって

「飛んでた頃は、ニューヨークを1人で歩いてたけど、まさか20年後位に娘の車に乗ってニューヨークを歩くと思いもしなかったわ」

なんて言ってた。

さらにその前、大学生の頃。
ロサンゼルスに留学してた時も春休みに遊びに来てくれて一緒にグランドキャニオン行った。

今回も、私たちの日常を一緒に過ごしながら

「ロサンゼルスもニュージャージーもよかった。
ここも最高だね。子供たちにとっても。

特に〇〇(下の子)はのびのびとたくましく育ってる。
やっぱり褒められる文化があってるのかしら」

なんて庭になってるオレンジを食べながら
言ってきた。

我が家の庭。父が毎朝手前の木からもいできたオレンジを母が切ってくれた。


そんな両親のもとで育ったからか、
比較的私も海外との距離が近いと思う。


両親が2人で欧州旅行と行くという時。

「じゃあ、1日前にジュネーブに
入ってるから向こうで一緒に行動しようよ」

なんて言って、
ちゃっかり旅行のおこぼれに預かってたっけ。

++++

海外との距離感。

一般的に島国である日本人はこのハードルが少し高いんじゃなかろうか。

今回の両親訪問がとても家族の時間としてよかったので、夫の両親にもぜひ来てもらいたいと思ったけど、夫の両親だけでは体力的にも手続き的にも不安だと言う。

それなら同居している義妹とその子供も夏休みかなんかに一緒にどうかと思ったけど、なんと義妹は会社に渡航届なるものを提出しないといけないらしい!

会社にバレバレになるし、海外一番乗りとかになって、うっかりコロナにかかるとあれだからと言ってやや消極的。

渡航届!
プライベートの旅にそんなものが必要なのか?

アメリカでやったら訴えられそうな内容だけど、
日本のお堅い金融では一般的なのだろうか。
(どなたか教えてください)

++++

ところで今回の両親の訪問。
滞在期間は10日。

それを友達のインド人に言ったら
「たったの10日しかいないの!
インド人なら大体2ヶ月はいるわよ」
だとさ。

こんなところにも国民性の差異が。
やっぱりインド人、たくましい。

++++

そして、どうでもいい話だけど。
日本への帰国、渡航前のPCR検査。
ここで両親は受けました。

1人150ドルなり。

唾を集めて、おそらくリトマス試験紙みたいので検査して、日本国に指定された用紙に記入し、クライアント(この場合は私)に送るだけ。

それだけで150ドル。

その日は11時にアポイント取って行ったけどその時点で10人のツバが入った容器があった。

150ドル✖️10人=1500ドル。
午後もそれくらいの人数来るとすると一日3000ドル。

ボロ儲けやないか。
私も医師の資格とかあったら絶対やるね。
だって何もしなくても客が問い合わせて来るもん。

そしてチャリン、チャリン。

両親の前にも韓国に行くと言う韓国人がいて
なかなかの盛況ぶり。
私にはめっちゃ手軽なチャリンチャリンビジネスにしか見えなかった。

ちなみに日系とかに行くと一人当たり350ドルとかさらに足元を見たビジネスやってる。
いくらなんでも高すぎるやろー。

きっと英語ができない中国人向けにも中華系の医者が同様に展開してるんだろうなと思いを馳せる。


あ、ちなみに。
街中にあるPCR検査は無料です。
海外など行くための渡航用が費用かかる。






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