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あをによし 二月堂で逢いましょう。【東大寺】奈良あるき

noteを始めて約4ヶ月が経ちます。
細々と続けている中で数十人の方がフォローしてくださり
『スキ』やコメントにて何かしらのコミュニケーションで繋がっている。

特に奈良つながりの方とは、見ているもの見たいもの共通項が多く
自ずとコメントにも花が咲く。
そんな方々の中でも、これはなんなんだ?!というほど通じるものがあるのが
いつもコメントしてくださる、おなじみのつきふねさん。

量子のもつれの出逢いとお互い冗談で言ったりしてるが
ワタシは意外と信じてるかも(笑)

そんなつきふねさんが奈良に来訪とお知らせがあり
東大寺での良弁僧正1250年御遠忌法要に参列のお誘いをいただき
もちろん「行きます!」即答。
ん?なんの法要?
まあ、なんでもよろしい・・・

10月16日 9時に二月堂でお会いましょう

待ち合わせ、二月堂ですわよ。
なんて素敵な!
ワタシだったら近鉄奈良駅前の誰でしたっけ?銅像の前・・っていうところでした。


近鉄奈良駅から二月堂へ向かう。

途中、入江泰吉旧居前を通り、東大寺の裏を通り


敬愛する写真家






二月堂前の階段を上がっているとケータイが鳴り
つきふねさんから「着きました〜」
「ワタシも着きました〜」と言っていると
目の前にもケータイで話している女性が・・・

もちろんはじめましてなのですが、はじめましての感じがしないのは
やはり今までnoteで色々お話をしていたから?
アイコン通りのおっとりすらりとしたつきふねさん

二月堂


二月堂は初めてのワタシに、奈良通のつきふねさんがいろいろ説明してくれました。

この波波は・・
詳しくはつきふねさん記事で



登廊の美しい写真はつきふねさんのところでご覧ください。






美しい二月堂を後に、本日の大イベント会場へ。

東大寺大佛殿。

東大寺友の会の会員のつきふねさんがこの法要の参列資格があり
そのお供で一人便乗させていただいた次第。
なんなんだ?だった法要。
東大寺を開山された良弁僧正の1250年御遠忌法要で、
三日間に渡り盛大な式典が営まれた。


ピンクのリボン(友の会会員用)をつけていざ入場。

バンブーコーン



まずは盧舎那仏様にご挨拶。


安心



スキ
大仏殿内から



大仏殿前の広場が式典会場。

まず目に止まったのが、素晴らしく艶やかな五色幕。
五色のうち、よく見る紫でなく黒が・・・ブラック!
紫も華やかで美しいですが、この黒のラインは他の4色をグッと引き締め
なんともカッコよく、それはそれはワタシ好み。



大仏殿


式典が始まり、これまた華やかな法衣での・・・

艶やか



法要の中で印象的だったのが、献茶、献花の儀式。
大仏殿に向かって、お茶とお花が手向けられるのだが
お花の小原流の家元が若くて驚いた。とても凛々しく堂々とした姿が素敵だった。


献花



式典の中で、つきふねさんとワタシが一番?!喜んだのが・・・
舞楽での子どもの舞。可憐で可愛らしいこと!

ワタシたちはその舞を帰り道に舞っていた・・・パッと両腕を広げる舞(笑)


パッ!




式典会場は鮮やかな色彩と美しいデザインで溢れる。


龍?
鹿?
鴟尾


太鼓




散華が舞う




五色幕



3時間に渡る法要だったが、あっという間だった。
厳かで華やかな仏教の式典。
粛々と受け継がれる教えと儀式、歴史の重みを感じる貴重な体験。

こんな機会をいただき、つきふねさんには本当に感謝!



束の間の歴史絵巻から、外は現代の観光絵巻・・・それも歴史。


鹿
シカ




お腹も空いたのでランチへ。
奈良のグルメ事情に全く疎いワタクシ、奈良通のつきふねさんのおすすめの
お漬物ランチへ(つきふねさんの前回の奈良旅で登場していた)

気持ちの良いお天気なので素敵なテラス席でいただいた。
お箸も話もよく進み、楽しい一時。

優しい


さりげない
ディスプレイ


どんぐりたち


金木犀の大木



お腹も満たされたので東大寺散策へ。
法華堂(三月堂)の観音様を拝観したり、二月堂へもう一度。

日も傾き始た時間は、また違った色合いの景色。


二月堂から


石畳の階段


石畳の脇の清水に



昨日お散歩で見つけたという、銀杏の大木がある広場へ案内してくれました。

人も少なく、ほんと穴場ね。
「入江泰吉の写真にありそうね」と。

佇む



歩きながら出てくる建造物、お寺、神社、仏像を丁寧に説明してくれる
つきふねさん。
奈良愛がひしひしと伝わり、嬉しくなる。

ワタシも奈良に惚れ込んで飛び込んできたが
まだまだ知らないことだれけ、行きたい場所、見たいものがありすぎて
奈良の沼にズブズブはまる一方。
ワタシも歴史の一つ一つを丁寧に見て感じて記憶したい。
その記憶は怪しいので、こうして写真と拙い文章で記録する。

そうしていると、こんな素敵な嬉しい出逢いがある。

つい2ヶ月ほど前は知ることはなかった、なんの関わりもなかった方と
たった一つの共通点から広がり深まる交友関係。
noteの街(つきふねさんのいう)、大混雑のカオスな街の中
『奈良がスキ』というお店に偶然居合わせ意気投合したもの同士の出逢い・・・
そんな街もいいかも。

他のSNSは一切やらないが、ここで自分の”スキ”を発信していてよかった。



スキ



奈良がスキでよかった!


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