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徒然雲 万茶きゅうす【急須】ご機嫌ブラック

先日の11月に23℃という気温にぶつぶつ言っていたが
連休中は25やら26℃という数字が予報に並び、その通りになっていた。
最高の秋晴れの三連休の世間、ワタシは怒涛の三日間(仕事)でございました。
仕事の話はまたいつか。

週明けた今日の奈良は曇りから雨模様。
ちょっとほっとする雨。
池の水位も上がるといいな。


曇り空と雲



そんな日中の気温は上がったり下がったりでも朝晩は確実に秋仕様。

夏のあいだは炭酸水をガブガブ飲む習慣で、ペットボトルの炭酸水を
絶やすことなくストック。
真剣に炭酸メーカー?を購入した方がいいのではと考えた。

そんなキンキン冷えた炭酸水もだんだんガブガブとはいかなくなり、
次第に温かいものを欲するようになった10月頃から出番が多くなるのが急須。


基本コーヒー派ではあるが、日本茶ももちろん大好き。


抹茶は自分でシャカシャカたてます。
和菓子が大好きなので、美しく美味しい和菓子を入手した時は必ず抹茶。

母が茶道を長くやっていて、以前住んでいた家には釜用に炉をきった部屋もあった。
マンションに越して、なかなかお茶仕様ではないのでブツブツ言いながらも
それでもご近所の方に教えたりしていたこともあった。
気の毒なことに当の娘二人は茶道には全く興味がなく・・・
でも勝手に嗜んでおりまする。


煎茶は来客の時ぐらいで、その来客も今の生活ではほぼないので
もっぱらほうじ茶や番茶がワタシの日常茶。


そのほうじ茶、番茶を入れる急須をずっと探していた。

陶器、焼物のものや、ガラス製のものなど様々使ってきたが、
どれもデザインが気に入ってというより機能で使っていた。


それがいつだったか、オシャレな雑貨屋さんで見つけたのが写真の急須。
好みやイメージがドンピシャだったにもかかわらず、何故かその時は購入しなかった。
価格が若干可愛くなかったかも・・・笑


でも結局その後購入。
洋服屋さんの雑貨コーナー(こだわりの逸品を集めた)で再会し、
やっぱりこのコだわ、と。

このコに会うまでは、実は鉄瓶もいいなぁと思いつつ
扱いなどで少々躊躇していた。


シンプルでかっこいい!というのが第一印象。
ヤカンのようなデザインだが、古臭いといわけでなく
丸いフォルムと取手の木の組み合わせが、ステンレス製でも冷たい印象はなく
クールだけどかわいい。
そして何より色が良い!
ブラック


すぐ割ったり欠けたりと大雑把なワタシでも安心の軽くて丈夫なステンレス製。
しかも18−8ステンレス

ものづくりの街でも有名な新潟県燕市宮崎製作所の商品だった。

別にこれらの蘊蓄、肩書きがなくてもデザインで気に入っていたのは間違いない。
見た目重視で、いつも後から”へぇ〜そういうものだったのね”というのが多い。
この急須もまさしくそれ。

作家モノの焼物とはいかないが、大量生産にしてもやはり作り手のコンセプトや思い入れなどがわかるのは使い手としても嬉しい。

小ぶりに見えてもかなりたっぷり容量がある。
一つ不満を言えば、中の茶漉しが少々小さい(細い)ということ。
茶葉をしっかり開かせたいと思うと小さいかな。
でもかっこいいので百歩譲る。(笑)


そんなお気に入りの急須でいただくお茶。

日本はお茶の種類が多く、それこそ各地に各茶と言えるほどお茶の文化が根付いている印象。

奈良に来てもっぱら愛飲しているのが大和茶

郷に入っては郷のお茶に従う・・・


奈良の東北エリアに大和高原と呼ばれるエリアがある。
梅林で有名な月ヶ瀬や先日訪れた曽爾もこの高原エリアに入る。

高原といっても奈良なので、標高何千メートルというわけではないが
お茶は古くから栽培されていたと。
それこそ空海の話になるが、これはまた別の話で綴ります。

その大和茶を扱うお茶屋さんがならまちにあり、そちらで最近はずっと調達。
お店はいつも香ばしい香りでいっぱい。

そう、コーヒーやお茶が幸せな気持ちになるのは
この香りかも・・・


大和茶のほうじ茶



夏はこちらの緑番茶というのを水出しにして冷やしていただくのが
ワタシの夏の定番茶。
とてもスッキリさっぽりしていて気に入っている。


これからの季節はほうじ茶
香りもテイストも優しく、香ばしく、ほっとしますね。
「はぁ〜」と声が出る一服。

昼間はストレートで、夜は茶葉を煮立てて豆乳を入れてほうじ茶ラテ
最近の食後の一服。


コーヒーも大好きですが、
日本茶をいただいた時のなんとも言えない安心感、安堵感は・・・
やはり日本人の血のなせるものか?!



今日のおやつは
ほうじ茶&御座候
なり





お気に入りのブラックの急須で入れるお茶は格別なり。



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