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Twitterとnoteをやって思ったこと。「おかあさん、がんばれー!」「ワタシもがんばるからー!」

今更ながら、Twitterを楽しんでいる私です。
2009年に取得したアカウント。ほんの半年前までは草も生えない休耕状態、いわゆる死にアカというやつだ。

育児中のSNS遊びは、mixiとFacebook

私が乳幼児育児中に遊んでいた主なSNSはmixi 。
ルーティンな毎日の中で、子どもたちのことを面白おかしく日記にして、同じく育児中のmixi友達と深夜のコメント欄で交流していた。
「ワンオペ育児」
当時そんな言葉は生まれてなかったけれど、サラリーマン夫をもつ私はご多分に漏れず、初めての育児でワンオペ状態だった。mixiというツールがなければ、知り合いのいない土地で、さびしく育児ノイローゼになっていたかもしれない。
そして2011年頃、mixiからFacebookへ投稿の場が移った。仕事を再開していた私は、育児仲間に加えて仕事仲間ともFacebookで交流するようになった。

んで、2018年の暮れ。
ひょんなことからというか、必要に迫られて私はTwitterアカウントを掘り起こした。使い方をあまりわかっていなかったので、まずは色んな人のつぶやきを読んでみる。
編集サロンに参加したり、noteに文章を書いたりしているうちに、少しづつフォローもフォロアーさんも増え、タイムラインが賑やかになっていった。

私が現在Twitterでやりとりをしているツイ仲間は、絶賛乳幼児育児中&仕事中の人が多い。フリーランスで仕事をしている人もいて、彼女たちのライフスタイルは、私が数年前にmixiを楽しんでいた頃のそれと似ていると思う。
彼女たちのTwitterのつぶやき、そして更新されるnoteの話題にのぼるのは、やはり子どもや家庭、食事に関する「日々の生活」にまつわること。
特に育児に関する話題は、うんうん懐かしいそうだよねと共感したり、時には励ましのエールを送りたくなったりもする。

我が家の子どもたちはもう乳幼児ではないので、さほど世話に手はかからない。それゆえ、Twitterで幼い子どもの行動についての愚痴つぶやきを見ると、思わず先輩風を吹かせたくなる。そして、「あ、そういうときはね」なんて、知ったふうなコメントをしたくなる……

が、ちょっと待てワタシ。

私が乳幼児の世話に追われていた頃。
mixi内に書き込んだ自分の「単なる愚痴」に返信される、真っ当で真剣な育児セオリーのコメントをどう受け取っていた?

実は「そうじゃないんだ、軽く流してくれ!」と、うんざりしていた。

人は正論で図星を突かれると、落ち込むかはたまた怒るか、そして度肝を抜かれるか。私の場合、web上で顔の見えない相手に真正面から諭されると、リアルに指摘されるよりダメージが大きくて落ち込んだ。
((( ええとね、子どもなんて育児書通りにいかないし、あなたの子どもと私の子どもは違うのだ )))
あ、これが本音だ。すみません。

私の感覚が、決して皆に当てはまるわけではないけれど。

うん。愚痴ツイには正論で返しちゃいかんいかん。
ふぁいとーーーーーーーーーーー!! なんてね。こんなふうに、あっけらかんと激励するくらいでちょうど良いと思っている。

Twitterから、noteへ

そして、note 。
Twitterを動かしたと同時に、noteも楽しむようになった。やはりこちらもTwitter繋がりで、育児に関するエッセイや短編小説を書き記している人が多い。世の中には、素敵な文章を綴る育児中の女性がたくさんいるんだなと楽しくなった。

家族のこと、子どものこと、仕事のこと。
そうそう、毎日忙しいけど、楽しいし悲しい嬉しいし、泣いたり笑ったり落ち込んだり大変だよね。うんうん。
生活にまつわる出来事は、書き手にとってフレッシュ過ぎるくらいの生(ナマ)な話題。だからこそ、表現には瑞々しいエネルギーがあふれていて、そんな文章には、人の心を動かすパワーがみなぎっている。

紙媒体好きは、そんな味わい深い文章に、これまたイイ写真を添えて冊子にしてしまいたいのだ。
リンク情報はどうしよう? そこを補う加筆は必要だよねー。皆さん書いてくれるかしらん。お金にならないとやらんよねー。
あらこれってもしかして…… 
うわあ同人誌づくりと変わらないじゃないの。 
なーんて、そんな編集作業を無駄に妄想して、ひとりで楽しくなっている毎日。

mixi日記は育児中のアウトプット。
もしかしたらライティングの筋トレだったのかも。

このnoteを書くにあたり、私は自分のmixi日記を読み返した。自分で言うのも何だが、日記のテンションが尋常でなく、オマエ大丈夫かってくらい楽しそうな毎日だ。

胃腸炎でじゅうたんが地獄絵図になったことも、連日の夜泣きも、そして夫の深夜帰宅も、そして何より自分自身が疲労困憊していることも、全てコミカルに記してある。
コメント欄には友人からの「笑った」「吹いた」という言葉が並んでいて、少し恥ずかしい。でも、我ながら更新にかける熱量ハンパねえなと感心もした。

そういえば、読む人に笑ってほしくて、毎日の子どもの観察は真剣だった。読んでもらいたくて、イラストを添付してコミックエッセイのようにしたり、写真をふんだんに使ったりして飽きさせない工夫も凝らした。文字に装飾がしたくて、気軽にタグ機能が使える「mixiプレミアム」(当時は月額300円)にも加入していた。

これはある日の題材、六花亭のお菓子と娘。

mixiをヘビーに使っていた頃は、書いてて楽しかった上に、毎日のネタには事欠かなかった。
もしかしたら、今より「書くこと」への勢いがあったかもしれない。赤ん坊という新鮮な素材を目の当たりにして、私の頭の中はものすごくクリエイティブに動いていたのだろう。あの時期、たとえ育児日記でも「書くこと」に執着したからこそ、私は今こうして仕事を続けていられるのかもしれない。

そして、文章上で私はワンオペ育児のストレスを発散していた。大げさかもしれないが、web上で知り合った大勢のバーチャル友達に励ましてもらって、何とか正気を保っていた気がする。


そうか、
今、Twitter上にいる乳幼児育児中のお母さんたちも同じなんだ。


夜泣き、食事、しつけ、教育、日々のアレコレをココに吐き出してください!
夕方の愚図りにイライラしてしまうのも、食の細さに悩むのも、保育園の送りで毎度泣かれてしまう苦しさも。そして、ルールに倣う窮屈さも、子どもを奔放でいさせることの大変さも。
毎回のコメントはしないけど、本当にいつも楽しく拝見しています。
育児は子どもの成長と共にステージが変わります!そのしんどさはいつか消える……いや、責任は持てないけど、質は変わります!きっと!
がんばりましょうねーーーーーーー!
(誰に言ってんでしょう……

当たり前だけど、乳幼児はやがて小学生になる。
訳のわからない愚図りは激減し、その代わり山盛りの唐揚げに目を輝かせたり、根拠のない自信に満ちあふれた未来を背負っていたりして(※下記イラスト参照)、幼児期とは違った笑いと喜びのタネが増えていく。

手取り足取り世話を焼いていた幼い頃が懐かしいけど、こんなアホな発言も毎日の大きな楽しみ。


今、私の子どもたちはギャングエイジや思春期といわれる年齢だ。可愛い楽しいだけじゃ済まない出来事が多々あり、そんな時は小さな頃を思い出して、思わず「昔は可愛かったなあ」と親の私がしょげてしまうこともある。

それでも、

この子たちが明日は何をしてくれるのかと、私は毎日が楽しみで愛おしい。



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