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世話の焼けたコーヒーのご案内

7日目にしてようやく、これなら大丈夫という判断ができた。

新しいコーヒーのことである。


以前にも書いたような気がするけど、コーヒーは焙煎しながら味見ができない。

いや、できなくもないが、焙煎途中で取り出した豆を挽いてコーヒーを淹れてる間にもはや別物になってしまう。

(焙煎度ちがいの飲み比べコスタリカが大変お世話になりました)


料理であれば味見して塩コショウや砂糖、しょうゆを加え再度チェックし、少しずつ狙いの味わいに軌道修正が可能。

コーヒーが厄介なのは、焙煎度の件だけでなく、エイジング問題もある点だ。

一晩寝かせたカレーがおいしいように、焙煎後のコーヒー豆も何日か寝かせる(エイジングさせる)とおいしくなることが多い。(焙煎機の性能や技法にも依存する)


ただし、寝かせる日数はわからないのである。

これがエイジング問題。

どんだけ世話の焼ける豆や。

とくに定番として扱うものであれば、寝かせておいしくなる日数は経験からある程度予測できる。

逆に、新しいものは全くわからない。

今回のコレなんて1週間経ってようやく本領発揮だし。


焙煎後7日目のコロンビア・ゲイシャ

正直焦りましたよ。

3日目まで、ぜんぜんぜんぜんおいしさがわからなかったんだもの。(仕入れ額もめちゃくちゃ高いし)


焙煎中のデータを見れば、焙煎がうまく行ったかどうかわかるけど、それで味が伴わないなら生豆が良くないか僕の腕が良くないか、または焙煎機と生豆の相性が良くないかのいずれか。

いずれにしろお蔵入り案件になるわけです。


というわけで無事お蔵入りを回避できたことが判明しましたので、明日からリリースです。

良い値段しますが、一回は試してね!


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オンラインショップにて自家焙煎コーヒーを販売しています。


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