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みずみずしい

日本語のチョイスが時々おかしい長男の話。

三女がご飯を炊いてくれた。
しかし、水の分量を間違えてしまった。
食事の時に家族がご飯を眺めて、一口食べる。

[長女] 水分、多っ!!(だよね)
[次女] どんだけ水入れたの?おかゆじゃん?(そのようにも見える)

お姉ちゃんたちの攻撃を受け、三女が「うーん。途中で何合お米入れたか分からなくなっちゃんたんだよね~・・・」とバツが悪そうに少し笑った。

あ、でも、ほら家族のためにせっかく炊いてくれたんだから、ありがたくいただこうよ、と私が声をかけようとしたその時・・・


「なんだか、今日のご飯はみずみずしいね。


と、長男が笑顔で、そして爽やかに言った。


ご飯がみずみずしい・・・


すばらしい。日本語的に使い方が変だと思うが、全然三女のことをディスってない。しかも笑顔で爽やかに言っているので、イケメン対応にも見えてくる

「日本語としては使い方が変な気するけど、素晴らしい表現だね。みずみずしいご飯」と私は絶賛した。

今度は長男の日本語の使い方に、長女と次女が突っ込みを入れてきたが・・・。いや、私はとてもいい表現だと思った。

ちなみに、みずみずしいの意味

「みずみずしい」とは、新鮮さ、みずみずしさ、いきいきとしているさま、フレッシュである、生気がある、などの意味で用いられる表現である。「水気をたっぷりと含んでいて好ましい」というニュアンスを多分に含む。野菜、果物、あるいは人間の若さなどを指す表現として用いられることが多い。

Weblio辞書より

今日も一日素晴らしい日でありますように。