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2023年4月から大学院に行きます

どこに行くの?

武蔵野美術大学の大学院に通います!いわゆる「ムサビ」です!

大学院に行って何するの?

武蔵野美術大学の大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダーシップコースというところに通います。このコースは「社会問題の解決や新しい仕組みづくりにおける「クリエイティブリーダーシップ」を身につけ、企業のマネジメントや、起業・スタートアップ、ビジネス戦略といったフィールドで活躍する人材の育成を目指すコース」です。

研究テーマ

そこで「地域通貨を活用することで、コミュニティ内の価値交換のスピード・価値交換の量・交換される価値の種類はどのように変化するか?を明らかにしたい。」というのを研究テーマにする予定です。

なぜ大学院?キッカケは?

研究テーマを見ていただけると分かるように「地域通貨」を中心に据える予定です。「え?今さら地域通貨?」と思われるかもしれませんが、今回は最近よく話題にしている「eumo(ユーモ)」を使いたいと考えています。

キッカケ

キッカケは、2014年に読んだ「腐る経済」と言う本です。Amazonの購入履歴を確認すると3/12にこの本を購入したようなのですが、この本にめちゃくちゃ感銘を受けた私は4/1に突然のメッセージを送り、4/5には夜行バスで岡山のタルマーリーさんを訪問していました。(自分でも不思議な行動力w)

岡山駅6:55着の深夜バスを前日に予約!
4/4 23:00に足利めちゃイケSA到着
岡山県真庭のお店前で渡邉格さんと
「腐る経済」の本にサインもらいました!

そこからミヒャエル・エンデの「モモ」「エンデの遺言」を読み、「お金という存在」そのものに興味を持ち始めました。(「お金を稼ぐこと」ではなく。)

2016年1月にはgreenzの「コミュニティ経済と地域通貨、そして未来のお金クラス」を受講しました。(現在は募集していないようです。)

コミュニティ通貨講座で見せてもらったブリクストンポンド
コミュニティ通貨講座で見せてもらったブリクストンポンド

地域通貨って面白い

地域通貨は仕組を変えることで法定通貨には無い特徴を持たせられるところがすごく面白いなと思っていたのですが、いかんせん法定通貨に比べると運用も大変だし流通量も少ない。コンセプトは良いけど、広まるのは難しいかなと思っていました。そこからしばらくは自分の中で地域通貨の活動は下火になっていました。

通貨の機能

お金の3つの機能「交換」「尺度」「保存」

そこからしばらくは「人と人とが協働するワークショップ」や「kintone認定資格」の立ち上げに携わり、普通にサイボウズ社員として働いていました。

振り返ると、ワークショップは「人と人との協働(=価値交換)」だし、kintone認定資格は「kintoneスキルの基準(=価値尺度)」だし、つまるところこの仕事に携わる中で、お金の3つの機能の内の2つ「交換」と「尺度」を深めることができたと思います。(こじつけかw)

もうひとつのお金の機能は「保存機能」。。。そうです、保存機能はお金の機能のなかでも一番特徴的で、「腐る経済」や「エンデの遺言」でも問題提起されているものです。お金がもつ「保存機能」については全く深められていなかったし、どうやって手を出せば良いのか分からなかったのです。

eumoとの出会い

そんな中で2021年9月にeumoという会社を知り、「保存できないお金(=減るお金・腐るお金)が実現している!」と感激し、eumo Academyの基礎講座&通貨デザインコースに早速申し込みました!(eumoについてはこちらの動画で知りました! )

これは本気でやりたい!

今年の9月に無事通貨デザインコース(合宿)まで修了し、現在自分でも「eumo姉妹コインを使った業務改善職コミュニティ」の立ち上げを計画しています。そして「eumoを一部の人だけで使うなんてもったいない!、せっかくならもっと広く知ってもらえるような活動にしたい!」と考え、それなら大学院の研究テーマにしちゃおう!というのが今回大学院に進もうと思ったキッカケです!(やっと大学院が出てきたw)

なぜ地域通貨にこだわるの?

世の中には様々な価値が既に存在しているにも関わらず、現在使っている法定通貨では顕在化することができないためにその価値が見過ごされているのではないか?」と思っています。
このような状況では、「地域通貨」特に「減価する通貨eumo」をコミュニティ内の通貨として使うことで、コミュニティ内の価値を顕在化させ、価値交換が促進されるのではないか、地域通貨にはそう言った可能性があるのではないか、と考えています。
ここを「単なる机上の空論」ではなく「実証実験」を繰り返して、ガチで社会実装していきたい!と思っています。(社会実装まで見据えているムサビならできそうだし、やります。)

というわけで、Dr.KURAの言葉を引用するなら「この世は価値で溢れている」ですねw

kintone認定資格のキャラクターにDr.KURAというのがいます。

なぜ今なの?

これは実は狙ったわけではなく、色々なタイミングが重なり、周りの人から刺激を受け、背中を押されて、チャレンジできたのがたまたま「今」だったというのが正直なところです。

感謝!!!

キッカケをくれたタルマーリーの渡邉 格さん、eumoと言う仕組みを考え実現してくれたeumoの新井 和宏さん・eumoのみなさん、いつも地域通貨の話や積み木の話を聞いてくれたりフィールドワークに誘ってくれるeumo academyのみなさん、一緒に仕事をしているサイボウズのみなさん・複業でお世話になっているみなさん、SNSで繋がっているみなさん、そしてこんな突拍子もない行動をする私を見守る(呆れる?w)家族に感謝です!!!(まだ始まってないけどw)

仕事は?複業は?

2023年4月からサイボウズの時間を抑えめにしつつ複業は継続し、大学院に通う予定です。このような柔軟な働き方ができるサイボウズの制度・チームのみんなに改めて感謝!!色々収穫して持ち帰ります!

この後

このnoteに書ききれなかった「業務改善職コミュニティの話」や「COTEN CREWの法人会員になった話」、そもそも「倉林の個人パーパスってどこからきたの?(通称、髪が抜けた話w)」なども追々noteに書いていきたいと思います!

倉林の個人パーパスについてはこちら

というわけで、仕事をやめたりどこかに行くわけではないので笑、引き続きお付き合いいただければ幸いです!よろしくお願いいたします!

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