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たまに来ちゃうところ

こんにちは

皆さんはお気に入りの場所ってありますか?

公園やカフェ、海山川だったり、美術館だったり、街だったり。
そこに行くと一息つけて気分転換になったり、または何度来ても飽きずにやっぱ良いなって思えるようなところ、という意味なのですが、、

ボクはと言うと、小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」がその一つ。
建築を学び始めてから今に至るまで、何かふとしたタイミングで行きたくなるところなんです。

たてもの園入口

ということで今回は、お気に入りの場所のお話をしていこうと思います。

日々の合間にご覧ください。

では始めていきますね。

■江戸東京たてもの園っていう場所

江戸東京たてもの園は東京都立小金井公園内にあります。
多くの建築が移築復元され、昔の民家から財閥の住宅、または建築家の作品が並び見学も可能です。
古い街並みで形成されたゾーンはレトロ感溢れてノスタルジックな気持ちを味わえます。
ですので、建築に興味なくても古き良き的な雰囲気が好きな方も楽しめるんじゃないかなぁと思います。

園内

ボクにとっては(建築好きな)たまらない場所です。
時代も規模も意図も異なる建物が多くあるので、時間があっという間に経ってしまいます。
一つ見学するだけでも時間を要するので、全てを見て回れた事が今でもないんです。

建築家 前川國男自邸

テーマパークのように、〇〇風的な建物を再現しているわけではなく、一つ一つがリアルです。
実際に使われてきた文化財なので、その時代を感じる事が出来ます。

■例えば

高橋是清邸

例えば、園内には高橋是清邸が移築されています。
外観は木造二階建てで周囲はガラスの建具で覆われています。
そのガラス戸に目を向けると、ガラスの歪みがわかります。
当時のガラスを再現したわけではなく、そのままが在る、ということです。

座った高さで外を眺めてみる

それはガラスだけではなく、柱についた傷跡や建具を引いた跡など至る所に時代の痕跡が残されています。
そこから当時の暮らしぶりを想像したり、工夫を知ることが出来ます。

和室があれば畳に腰を下ろして、眺めてみるだけでも当時の視線になりますし、そこから何が見えていたのかなぁなんて考えたりするのも面白いものです。

初めの頃は、建築を見ることに夢中で写真を撮って数をこなすみたいな感じだったのでじっくり見ていませんでした。
何度も足を運ぶうちに、見る視点も解釈も変わり一つ一つの建築空間に、ちゃんと居る、ようになりました。

晴れた日と曇った日、あるいは季節によって室内空間の表情が違ったりして、来るたびに学びや気づきを与えてくれる場所です。

歴史あるものが、残されている、ということの意味の大きさも感じます。

当時のガラス
空気泡や歪みが特徴的

これから春から初夏にかけて気持ちの良い季節になっていきます。
小金井公園を散策するだけでも気持ちいいですし、江戸東京たてもの園にも寄って、建築の中から季節を味わうのもオススメです。

ということで
ボクの好きな場所のお話でした。

園内で見た建築のお話はまた別の機会で綴りたいと思います。
その時はお付き合いくださると嬉しいです。

ではまた


▼江戸東京たてもの園

小金井公園



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