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ミニマリズムは、キンドルと相性がいいみたいです

コラム682:ミニマリズムは、キンドルと相性がいいみたいです

 本はよく読む方なので、古本がどっさりたまって、今日、雪崩を起こしたので、ブックオフに売りに行きました。売り上げ金を家族に取られたのは、まあ、いいとして、リアルな本を貯めるのはやめたいな、と思ったのです。

 リアルな本を買う理由は、古本を買う、家族も読むと思う、とっておいて眺めたい、といった理由なのですが、家族とは読書の趣味があまりにも違いますし(というか、彼らはそんなに読まない)、眺めるほどのスペースを確保できません。

 そこで、アマゾンのキンドルの方がずっと便利だと思い至ることがありました。哲学者の土屋賢二さんのエッセイが、ユーモアがあって好きなのですが、買おうと思った本は2016年(7年前!)に、キンドルで既に買っていたことが分かりました。買ったことを忘れていただけでなく、読んだ内容すら忘れていた。2度美味しい、とも言えるし、読んだ価値がない、とも言えます。

 読んだことを忘れた本まで、あの小さなパッドに入れて持ち運べる、と思うと、ミニマリストにあこがれる私としては、キンドルを選ぶ理由ばかりです。

 ただし!なぜ紙の本と値段が数十円しか違わないのでしょうか?本の再販制度のせいで、割安感がゼロ。印刷も流通もしなくてよいのだから、もう少しまけてよ、と思うのでした。

2023年11月24日

クララ

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