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鍼治療について~東心斎橋整骨院で使う鍼とは~

こんにちは、東心斎橋整骨院・はりきゅう院の黒岩です。

本日は当院の鍼治療を紹介したいと思います!



◎鍼治療について

鍼治療は古代の中国で二千年以上前に誕生したそうです。
鍼という尖った物を人の体に刺して何かの症状が良くなるという技を編み出した昔の中国人の方を心から尊敬しますm(__)m

鍼やお灸、東洋医学というとツボを想像されると思います。

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この様なツボや経脈と言われる身体を流れる気のルートも紀元前2世紀ごろに作られたそうです。
どうやってこんないっぱいツボを見つけたのか、
本当に中国四千年の歴史凄し。

日本では平安時代まではお灸が主で室町時代から鍼治療が盛んになったそうです。

私は鍼を刺す際は下記の様に鍼管と呼ばれる筒を使い筒からわずかに出ている鍼をとんとんして刺します⇩

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この技法は江戸時代に日本の鍼において超重要人物である杉山和一大先生が編み出した管鍼法という刺入方法で痛みを与えずに刺入しやすいので今現代においても多くの鍼灸師が使っている刺入方法になります。


東心斎橋整骨院・はりきゅう院で使う主な鍼

当院では全てステンレス製の使い捨てのディスポーザブル鍼を使用しています。
現代のステンレス鍼は折れにくく丈夫で、衛生面の観点からも安心してご利用いただくことができます。

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⇧これは鍼先を拡大した写真ですが昔は鍼先が拡大するとガタガタで刺入の際に痛みを伴っていましたが今は日本の鍼を製造する技術が高く先端がとても綺麗に尖っており刺入の際の痛みがとても少ないです。
日本の鍼は世界一です。

これは当院で私が一番使っている鍼です⇩

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左から6㎝・5㎝・4㎝と長さが違い、
太さが0.24㎜・0.20㎜・0.18㎜です。

当院のスマホと100円玉と比較するとこの様な感じです⇩

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太さは日本人の髪の毛の太さの平均が0.08㎜なので髪の毛よりちょっと太いかなというぐらいで病院の注射針と比べると鍼灸の鍼は遥かに細いです。

長さの違いは患者さんの体格や打つ部位によって長さを変えています。

当院で使っている一番長い鍼は9㎝の鍼になります⇩

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100円玉4枚だとイメージしずらいですね。
コーヒー缶と比べるとこんな感じです⇩

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ちょっと長く見えますね。

私はこの鍼は主に腰周りに使用します。

ギックリ腰の際や腰を反ると痛い方なんかは腸腰筋と呼ばれるインナーマッスルが過度に収縮して体が起こせない・反ったら痛いといった症状が出るのですがその際はこの長い鍼を使用し深部の筋肉まで到達させます。

これが⇩

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こうです⇩

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これで7㎝近く入っています。
めちゃくちゃ入っているように思うかもしれませんがこのぐらい入れないと狙った筋肉に到達しないんですね。


鍼の効果

私は首や肩の痛み・腰の痛み・膝の痛みなど痛みに対して行う鍼治療が得意ですし大好きです。

私が狙う鍼の効果は主に3つあり、

ツボに刺してそのツボに関連する経絡による効果

緊張した筋肉や固くなったポイントに刺し筋肉を緩める効果

わざと組織に鍼で傷を与えそこを修復しようと自己治癒能力を高める効果

です。

基本的にどんな症状に対しても鍼はとても有効だと思っています。

今後は症状別に施術の仕方、鍼の刺し方等も載せていけたらと思います。

中国四千年の歴史を語りきるにはまだまだ修行中ですが偉大な鍼の歴史を築いてきた鍼灸師の大先輩大先生方に少しでも追いつけるよう今後も鍼灸道を日々歩んで参りたい所存でございますm(__)m


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