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潮目の変化


① 【スクランブル】割安株相場は終わらない

「バリュー株はまだ生きている」。こう声を強めるのがニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストだ。同氏らは東証上場の約1300社を、特許などを基に技術競争力の高さで5つに分類。PBR別の株価リターン(2010~20年)を比較すると、PBRが低いほど高くなる傾向が観察された。「技術競争力に着目すれば、バリュー株投資はなお有効」(井出氏)

日本経済新聞(本脇賢尚)

そろそろグロース株を仕込むとき、という声も聞かれ始める今日この頃。まだまだバリュー株の底堅さを示すご意見も新たに出てきたにゃ。バリュー株のプロは建設に注目してるそうで、バブルの負債から脱却し、技術革新や株主還元に取り組むところも増えてきて、低PBR=オワコンみたいなイメージもだいぶ変わってきてるみたいにゃ。

② 北越工業、25年3月期業績目標上げ

25年3月期の従来見通しは売上高が500億円、経常利益が55億円だったが、それぞれ520億円、75億円と上方修正した。国内や北米の製品販売が好調で工場の操業度がさらに高まるほか、製品の値上げなどが利益を押し上げると見込む。

日本経済新聞

ここはもうPBR1倍割れではないけど、バリュー株を選別する上で、アメリカでうまくいってるかどうかもひとつポイントになってきそうにゃ。あとは国内回帰の流れをうまく取り込めるかどうかも鍵となるかにゃ? 最近の決算発表でいうと寿スピリッツの上半期実績も上振れて着地してるので、リオープンや値上げ浸透といったテーマもまだまだ力強いにゃ。

③ 世界貿易、深まる分断 相手国の多様性、指数低下鮮明

国際通貨基金(IMF)は貿易分断が長引けば、世界の国内総生産(GDP)を最大7%下押しすると分析する。重要鉱物の貿易制限などがメーカーの生産コストを押し上げるといった面があるためだ。

日本経済新聞

政治的なスタンスの近い国との貿易関係が増加して、そうでない国とは減少してるというのが数字でも表れていて、世界的に見れば下押し要因になるんだろうけど、日本だけで見れば中国の代替先として選ばれる可能性も増えてむしろプラス? 確実に潮目が変わってきているのは確かにゃ。

変化の芽を摘み取れる力があるかどうかが銘柄選びの基準になりますにゃ。

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