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教育のハナシ

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カナダに来てから書いた教育のnote。
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聞こえない音と見えない事

聞こえない音と見えない事

新しい上司はフランス人、じゃなくて、新しい上司がですね、めちゃ声が小さいんです。
私は子どもの頃から耳鼻系が弱く、小さいときからしょっちゅう耳鼻科にお世話になってました。
匂いがあんまりわからなくて、すこーしだけ聴力が弱いんです。

その上司の声がたまに聞こえないんです。ミーティングでも私ひとりだけ聞こえないことがあって、英語が「聞き取れない」ではなく「聞こえない」もんで困ってますが、私に話すとき

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大学の行き方ーひとつの例

大学の行き方ーひとつの例

何歳になろうが進路には迷うものです。
18歳のときに進路を考えることを放棄した私は、26歳から遅れて動き出しました。
進路に迷うどこかの誰かへ、そんな道もあるんだな、と参考になれば幸いです。

勉強するにも適齢期のようなものがあるのかもしれません。
一般的には15歳まで義務教育、そのあとだいたいの人は高校へ、その先は自由ですが約50%が日本では大学に進学しているそうです。
私が高校を卒業した18歳

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日本の教育は成功している。

日本で私は子どもの施設で働いていて、そこは本当に素晴らしくて、社会のゆがみの被害を受けた子どもたちを必死ですくいあげようと、常に試行錯誤しているところだ。

こんな時代だから、常に扱うべきテーマがたくさんあったんだけど、そのうちのひとつが「どうやって子どもたちに人権意識を持ってもらうか」だった。

学校で、家で、社会で、「お前なんて必要じゃない」「お前の代わりはいくらでもいる」「みんなと同じことが

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カナダの教育を少し経験して。

最近、Twitterでカナダの教育の学力レベルの低さが一部で話題。

私も興味深く読んでいる。そりゃ当然、興味深い、自分の子が通っているからw

日本で6年間小学校に通い、昨年9月からカナダの学校に通ってます。まあ確かに学力レベルは低い、かも?

いや…

まあそりゃあ低いだろうよ!

というのも、娘さんは日本でいう中2だけど、こっちではハイスクール。

でも一日4コマしかないw

しかも一日おき

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続・カナダの教育。合う人・合わない人。

引き続き、カナダの教育レベルの話。

「カナダのレベル低いよね」

対して住んでいる人とかが「いえいえ、こんないいところがありますよ」

「いやでもやっぱり他国に比べたらねえ」みたいの読んでいて…

なんかハナシが平行線だなって思いました…

ていうか!

「学力」の捉え方が違うから平行線なのでは~、と。

たとえば私や私の友人なんかにとって、学力というよりは「生きる力」のほうが重要であって、学力

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