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英語の訛り(アクセント)が区別できなくても落ち込まないで!

最近YouTubeなどを見てると、「英語の訛り」に関する動画をよく見かけます。例えば『アメリカ英語VSイギリス英語』など。英語は色々な地域で話されているので、盛り上がる話題なのかもしれませんね。

そんな中、以前にこのような相談を受けました。

■「英語の訛り(アメリカ英語やイギリス英語など)の違いがどれだけ聞いても分からず、落ち込んでいます。どうしたら区別できるようになりますか?」【女性(22歳) ・学生】

この相談を受けて、そういえば僕も区別できるようになるまでには時間がかかったな、と自分の体験を思い出しました。

今回はこの「初心者が英語の訛りを理解できるようになるまで」について執筆します。

初心者は区別することが難しい

結論から言うと、「訛りを区別すること」は初心者にはハードルが高いというのが事実です。

訛りを区別することは、英語の発音記号を覚えて、自分の発音レベルがある程度上達した後、色々な種類の訛りに触れ、自分の中で発音の違いについて整理ができて、初めてできるようになります。

英語の初心者が訛りの違いを区別したいというのは、ひらがな・カタカナを学習中の人がいきなり漢字を暗記したいと言うようなものです。

なので初心者が英語の訛りの区別ができないというのは、その人の能力が劣っているわけではありません。能力に関係なく、いわば当たり前のことなのです。

英語は訛りの種類が多い

理解を深めるために、少し日本語を例にとって考えてみましょう。

日本語にも標準語以外に大阪弁、名古屋弁、津軽弁、播州弁…など、地域によって異なる方言がたくさんありますよね。たまにびっくりするような方言を話す人をテレビで見て、驚く人も多いかと思います。

この日本人でも聞き分けるのが難しい方言について、「日本語を学習しているアメリカ人」が区別できるでしょうか?おそらく多くの学習者が困難を覚えるはずです。

それと同じことが英語にも当てはめることができます。

英語の訛りにもたくさんの種類があります。アメリカ英語イギリス英語オーストラリア英語、カナダ英語、スコットランド英語、アイルランド英語、ニュージーランド英語…など、挙げればきりがないほどたくさんの種類があります。

加えてアメリカ英語と一口に言っても、南部訛り、アフリカ系アメリカ人英語、ロサンゼルス訛りなどたくさん種類があります。イギリスも地域、階層によってたくさんの種類があります。訛りは本当に無数にあると言っても過言ではありません。

これらの事実を理解すると、英語を第二言語として学習する人が訛りを区別できるようになるには、かなりの時間がかかることが容易に想像できるかと思います。

訛りを理解したくば英語に触れる時間を増やすべし!

なので訛りが区別できないことで一喜一憂するよりも、少しでも多く英語に触れる時間を増やすことに集中しましょう。

触れる時間が長くなればなるほど、自然と理解できるようになります。

でもよく話題になるアメリカ英語とイギリス英語の違いについては、明確な違いが多く、これについては知っておくと役に立つことが多いです。アメリカの映画とイギリスの映画を見比べて、発見した違いを自分でまとめるのもいいかもしれませんね。

アメリカ英語とイギリス英語の違いが分かってくると、他のアクセントも少しずつ理解できるようになりますよ^^

今後アメリカ英語VSイギリス英語の区別方法に関する記事も執筆予定です。

それでは今回はこの辺で。

See you next time!

【Buy me lunch. 】 (日本語訳:私に昼食をご馳走してください。笑)