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【ほぼ哲学入門書】無職の3月ひとこと読書感想文

こんばんは。

本日は、3月に読んだ本の振り返りをしようと思います。

3月に読んだ本は合計9冊ですが、薄めの冊子と図録を含むので、ここでは7冊の読書感想文を書こうと思います。



それでは早速、いきましょう!




1冊目《教養として学んでおきたい哲学》

2月の末から読み始め、ちょうど3月の頭に読み終わった本です。

とにかく、いろんな哲学入門書を読んで理解を深めたかったので、kindle unlimitedにて無料で読めるこの本を読み始めました。

「教養」としての哲学をテーマにしているだけあって、「哲学」という言葉の理解から始まり、「哲学」の目的、「哲学」はどんなことをするのか、などなど

哲学に関する素朴な疑問の答えが書いてあります。これまで読んできた哲学入門書の中でも、かなり読みやすかったです。

有名な哲学者のエピソードが抜粋されているので、サックリと哲学について知りたい人に勧めたい本です。


2冊目《史上最強の哲学入門》

私のnoteでもたびたび登場しております。『史上最強の哲学入門』です。
西洋の哲学が、面白いかつ、分かりやすい例えで書いてあります。

1月半ばに買った時には、読むことを挫折しましたが、いくつか哲学入門書を読んだ後だと、かなり面白く読めました。

哲学の中にも、分野(?)があるので、真理について哲学した人、国家について哲学した人、神様について哲学した人… といったように、分野分けされて書かれているのが、後から読み直したとき、分かりやすくて良かったです。


3冊目《史上最強の哲学入門 -東洋の哲人たち-》

これも以前のnoteで紹介しておりますが、東洋の哲学について書かれています。

冒頭では、西洋と東洋の哲学の違いが説明されています。

西洋の哲学が、階段をのぼるように(論理的)進化しているのと対象に、東洋の哲学はピラミッド型です。

かなり説明が難しいので割愛しますが、東洋の哲学は、真理に到達したところからスタートします。「まずは、自分で体験(=悟り)せよッ☆」という哲学スタイルだからです。

そんな激ムズの東洋哲学を、これまた面白く、分かりやすく解説されています。釈迦(ブッタ)や諸子百家などの解説が、主な内容になります。


4冊目《14歳からの哲学入門 -「今を生きるためのテキスト-》

『史上最強の哲学入門』と同じ著者です。

副題に「今」を生きるためのテキストとあるように、日々の生活や生き方にリンクさせる内容が書いてあります。

そのため、あまり人の生き方について哲学してこなかった、古代〜中世哲学をすっ飛ばして、近代〜現代哲学の解説が主な内容となります。
こちらも安定して面白いです。

小学校の先生になったにもかかわらず、生徒をぶっ叩いて無職になってしまうクレイジー哲学者 ウィトゲンシュタインが、私のお気に入りです。


5冊目《20歳の自分に受けさせたい文章講義》

noteの公式youtubeチャンネルで、著者の講義を見かけたのがきっかけで読みました。

読みやすい文章、読まれる文章にするにはどうすれば良いか。など、
文章を書いている人、書きたい人へ向けての指南書です。

私はこの著者の文章が好きなので、サクサクと読むことができました。
(「嫌われる勇気」などを書かれています。ちなみに共著です。)

必要な時に、必要な箇所を読むというような使い方がぴったりなので、
たびたび見直して、文章力をつけていきたいなぁと思いました。


6冊目《正義の教室》

2〜4冊目と同じ著者の本です。(笑)

こちらは、これまでの3冊と比べて系統が違いますが、正義について4人の学生が議論する内容です。

主な登場人物は、幼馴染に強引に推薦され、まんまと生徒会長になってしまった正義(まさよし)と、副会長の徳川倫理(とくがわ りんり)、幼馴染で生徒会の会計 最上千幸(もがみ ちゆき)、ハーフで生徒会の庶務 Liberty・自由(みゆう)・Freedomの4人です。

正義(まさよし)以外の3人は、それぞれの正義の判断基準を持っています。
この4人が倫理の授業を受けながら、本当の正義とは何なのかについて、議論していきます。

読み進めながら、自分はどうかな?と考えさせられたので、読んでよかった本の一つです。適度に哲学エッセンスが入ってるのも良いです。

まだ読んだことないのですが、”これからの「正義」の話をしよう”と似た内容かもしれません。


7冊目《センスは知識からはじまる》

自分がいま仕事もせず、哲学史をはじめ歴史にハマっているため、それを正当化しようと思い読んだ本です。(おい)

「センスは才能だけでなく、知識を活用することで自然と良くなるよ」という内容です。

例えば、ブランドのロゴタイプを決めるにしても、その書体の歴史などを知っておかなければならない。と書かれていますが、
確かに、センスが良い商品には、なんとなく納得感がある気がします。
それを裏付けるのは、知識なのかもしれないなぁと思いました。




はい、以上です!




・・・いや、飲茶の本多いな!!!(著者を呼び捨てにすな)




3月は、飲茶さんの本ばっかり読んでましたね。
だって、この人の書く哲学入門書分かりやすいんですもの・・・。

そろそろ哲学入門書を卒業して、気になった哲学書も読んでいきたいのですが、哲学者がことごとく人に読ませない文章を書くので、わたしは哲学書の冒頭を読んだだけで白目を剥いています。

また最近は、近所の図書館を活用し始めました。


これでクソつまらん哲学書も買わないで読むことができる・・・!(やめなさい)


久しぶりの読書感想文でしたが、長い読書感想文を書くより、これくらいの短文の方が気軽に書けるので、これからはこのスタイルにしようかと思っています。



でも、全然一言じゃないね・・・。





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