みなさんこんにちは！株式会社くるめし、広報の照井です。

「くるめし弁当」加盟店の一つである「かつおめし処 磯野」が、ファベックス主催の「惣菜・べんとうグランプリ2024」にて金賞を受賞しました。この賞を受賞した背景には、どのようなストーリーがあるのでしょうか。営業担当である、店舗開発グループの池田さんにお話を伺いました。

「惣菜・べんとうグランプリ2024」金賞の受賞、おめでとうございます！受賞に至った背景を教えてください。

池田さん：
正直なところ、賞は全然狙ってなかったんです！（笑）
今回応募したきっかけは、以前私が店主の木下さんと会話している中で「惣菜・べんとうグランプリ2023」で、くるめし弁当に掲載されている店舗が賞を受賞した、という話をしたことにあります。その話を木下さんが思い出し、詳細をネットで調べたところ、たまたまその日が2024年度の応募締め切り日だったそうで‥。急いで応募手続きを行ったところ、思いもよらず金賞をいただけることとなりました。

ちょっとした会話から受賞に繋がったのですね。店主の方やお店について教えてください。

池田さん：
「かつおめし処 磯野」というのは大阪の天王寺から少し南にある「創作惣菜てんこもり」というお店が手掛けるブランドです。家庭的な料理が美味しい創作料理のお店で、店主の木下さんはチャレンジ精神旺盛な方、というイメージですね。「新しいことに挑戦したい」という想いが強く、こちらの要望にも快く耳を傾けてくださる、とても親しみやすい方です。

商品開発の中で苦労した点を教えてください。

池田さん：
ゼロベースでの開発でしたので、試作の回数はとても多かったように思います。主菜の鮭は新しく仕入れていただき、焼き方や焼き加減の調整など、お客さまに喜んでもらえるお弁当を一緒に考えました。また、他のお弁当屋さんと差別化を図るべく、「ご飯の部分を工夫して、少し変わったお弁当にしよう」という方針を固めました。ごはんの上に何をのせれば美味しく、面白いと感じていただけるのか、というところで鯖や明太子、錦糸卵など思いつく限りのせては試作しました。

当時はどのような商品を作りたいか自分自身も模索している段階だったため、方向性を決めるのに非常に多くの時間と労力を要しました。試作したお弁当に納得がいかなくて、木下さんに何度も相談させていただいたり、チームの先輩にもアドバイスを求めたり‥。お客様が求める商品がどのようなものなのか、イメージができずにずっと葛藤していた記憶があります。店主の木下さんが本当に協力的で、度重なる試作会議にも快く応じてくださり、最終的には自信を持ってお客様に食べていただける商品が完成しました。その結果として、今回の賞を受賞したので、とても嬉しかったです！

実は受賞後、木下さんからお店まで来るようお呼び出しされました（笑）
少しドキドキしながら訪問したのですが、お茶とケーキが用意されていて金賞受賞のお祝いをしてくださったんです。頑張ってよかったな、と心から思った瞬間ですね。

「かつおめし処 磯野」はくるめし弁当内のブランドとのことですが、名前の由来を教えてください。

池田さん：
かつおぶしをつかった商品が完成したくらいのタイミングで、ふと屋号名をどうするかというお話になりました。木下さんとその場に同席していた先輩と雑談している中で「かつおぶしごはんがメインだから、かつお → サザエさん → 磯野、で磯野がいいんじゃない？」と。木下さんも「おもろい！」とノッてきてくれて。和気藹々とした雰囲気の中でさらっと屋号が決定しました。（笑）

フラットに相談できる関係性で素敵ですね。最後に、池田さんが今後くるめし弁当で作りたいお店やこうなりたいという将来像を教えてください。

池田さん：
大きな目標は、テレビやメディアで取り上げられるようなお弁当を作ることです！大阪は、東京と比較して、「これぞロケ弁！」と言えるような代表的なお弁当がまだあまりありません。そんな看板商品を作り出していきたいと思っています。また、お弁当を作るお店の方も、私たちもワクワクするような商品開発を目指しています。作る側が楽しみながら商品を開発し、食べる人にもその楽しさが伝わるような、そんなお弁当を目指しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
くるめしの店舗開発グループについては、このほかにも記事を出しているので、興味がある方はぜひぜひご覧ください！