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【プログラミングをはじめよう】 Vol.3  byくるみnote

グラミングの学習を途中で挫折しまうのは、目的と目標が明確になっていないからではないでしょうか?

目的と目標については、以前こんな記事を書きました。

目的と目標をはっきりと区別するところから始めましょう。
なにかを始めようとする動機づけは、はっきりとした目的目標があってこそです。


まず最初に、プログラミングを学ぶ「目的」を決める


あなたは、なぜプログラミングを学びたいのでしょう?
とってもシンプルな質問です。

これを突き詰めて考えれば、目的は自然と湧き出てきます。

プログラミング学習の始めにすることは、『なぜプログラミングを学ぶのか』という目的を明確にすることです。

プログラミングはあなたの可能性を広げてくれるツールのひとつですが、同時に挫折率も非常に高いのです。

挫折の原因の多くは「モチベーションが続かないこと」。

プログラミングを学ぶ目的を見失ってしまうときにモチベーション(やる気)がなくなってしまいます。
逆に考えれば、プログラミングを学ぶ目的を常に明確にさえしておけば、継続して学ぶことができるということです。

目的を意識していれば、学ぶ意欲を維持でき、結果的に挫折しないということになります。


目的あってのプログラミング

プログラミングは「人生が180度変えることができるスキル」です。

「楽しいこと」だから始めたり、「稼ぐこと」や「より自由になること」を目的として始めてもいいと思います。

大切なのは、プログラミングを学ぶこと自体を目的とせず、「プログラミング学習の先に何を求めるか?」

それが明確な人が成功することは間違いありません。

それでは、どのようなことを目的としてプログラミングを学べばよいのでしょうか?

そもそもプログラミングで何が出来るのか?
どういったメリットが自分にあるのか?
それが重要です。


プログラミングスキルを身につけるメリット

プログラミングを学習することで、あなたの人生にとって様々なメリットを得ることができます。

・現代必須のスキルが身につく
・手に職がつく
・自由が広がる

・プログラミングってできたら楽しそう
・アプリを作ってみたい
・HPを作れるようになりたい
・プログラミングスキルを身につけて仕事の幅を広げたい
・プログラミングで今の仕事を効率化したい
・ビジネスを成功させたり転職する上でプログラミングスキルが必要
・主婦のパートタイムや内職の代わりの副業としてのエンジニア
・子供にプログラミングを教えたい

あくまで一部ですが、メリットをまとめると、

○ 仕事の幅や安定性、年収を高めるため
○ 何か作りたい、またはビジネスのため
○ 自由なライフスタイルやワークスタイルを実現するため

の3つにしぼられます。

やはり「なんか面白そう」「なんとなく必要だと思う」位の軽い気持ちで初めてから、強い欲求やニーズに変えるほうが挫折せずプログラミングをものにできるようです。

少しイメージを広げて、「人生を変えるためのプログラミング学習」 として強い目的に変えてみてはいかがでしょうか?
プログラミング学習最大の壁「モチベーションの維持」をするために、プログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。


強い目的に変換する方法

自分が5年以内に、「ほしいもの」「やりたいこと」「なりたい自分」をリストアップする
願望や目標に繋げる形で、プログラミングを学ぶ目的を考える

例えば、あなたの望みが、収入が上がることによって叶うのであれば、「収入を上げること」がプログラミングを学ぶことの一番の目的になります。

また、望みが自由なライフスタイル中心だとしたら「自由になること」が、強い目的になります。

新しい物を生み出したり、なにか大きなプロジェクトをすることが中心だったら「作ること」が目的になります。

つまり、ぶれない目的を先に決めてしまうのが一番のコツです。

今の延長線上で考えないことが重要です。今の自分よりもかけ離れたところを目的にすると、強い目的になっていきます。あくまで気楽に子供心をもって考えてみるとイメージが広がりやすいです。


プログラミングで実現する「目標」を決める

 強い目的を確認したら、その目的を、より具体的な目標を決めていきます。プログラミング学習の動機をしっかりと固め、挫折率を下げるためには必須の作業です。

また、この目標が明確にならないと、学習するうえで必要な言語や教材がわからないまま学習をスタートすることになってしまいます。
 プログラミング学習は入り口を間違えると、どれだけ学習しても報われないということが多々あります。

学習することそのものに戦略やプランが必要なのです。目標を明確にし、あなたにあった学習プランを考える準備をしましょう。


効果的な目標設定の方法

プログラミング学習の目標とはどのようなものでしょうか?
そのヒントになるSMARTの法則をご紹介します。

SMARTの法則は、プログラミングに限らず、どの目標達成に対しても有効な目標設定法です。なぜSMART(スマート)かというと、必要な5つの要素それぞれの頭文字をとっているからです。

Specific          → 具体性・わかりやすさ
Measurable   → 計測可能制・数値化
Agreed upon → 同意できる・望む結果である
Realistic          → 現実性・達成のイメージ
Timely             → 期限が明確

以上の5つの頭文字をとってSMARTです。あまり難しく考えず、「計測できるほど具体的で、現実的に達成可能な、期日付きの目標」 を設定するということです。日々のタスク管理や、やることリストも同じですね。

目的が「キレイになること」で目標が「痩せること」だった場合、SMARTな目標は「夏まで(期日)に5kg痩せて(具体性/数値/現実性)、キレイと言われる(望む結果)」になります。

目的が「キレイになること」で目標が「今風の髪型にする」だった場合、SMARTな目標は「流行りの美容室を今月中に探して美容師と相談(具体性/数値/現実性)、キレイと言われる(望む結果)」になります。

ひとつの目的に対して目標はいくつあっても構いません。いくつかの目標をクリアしていくと目的に近づくといったイメージをもちましょう。


プログラミング学習も同じように、明確にした強い目的を具体的なSMARTな目標にすることが大切です。


プログラミング学習に必要な時間について

SMARTな目標設定をしていくうえで、常に課題になるのが期日です。

「いったいどの程度学習したら良いのかわからない」
「どのくらいの期間でたっせいできるのか?」
など、そもそもイメージが湧かないので、適当な期日をつけてしまいがちです。

この期日の設定を間違えると、思ったより時間がかかって途中でやる気を失ってしまいます。
必要以上の学習期間を設けてしまい、いつまでも学習の域を出れなかったりします。適切な学習期間と計画を持つことが重要です。

学習目安時間の一例ですが、参考までに作りたいもの別に、簡単な作品が作れるようになるまでの時間をご紹介しておきます。

HPやブログを作れるようになるまで → 30時間 ~ 100時間
スマートフォンアプリを作れるようになるまで → 100h時間~ 300時間
WEBサービス(アプリ)を作れるようになるまで → 150時間 ~ 500時間

最小値はPCが得意な方がスクールなどを利用した場合の目安で、最大値はPCが得意ではない方が完全な独学で学習した場合でかつ、本書の学習ステップを踏んだ場合です。

もちろん作りたいものが複雑であったり高度な技術を要する場合は大幅に伸びます。

適切な学習ステップを踏まなければこの学習時間が何倍にもなる可能性はあります。

学習時間の取り方のコツとして、月50時間以上は確保することをおすすめします。結構たいへんと思われるかもしれませんが、一日1時間から2時間程度です。
プログラミングを始めると、体系的に覚えることが増えてきます。まとまった学習時間を取っていないと、学びながら忘れてしまい、効率が悪くなります。

また、週末だけ学ぶよりも、毎日コツコツと学習したほうが効率的です。5日も期間が開くと、先週学んだことを思い出すところからスタートするからです。ですので月50時間の場合の理想としては、平日毎日1時間、土日2時間から3時間と考えると現実的です。

3ヶ月ほど学習を継続できれば、目的のプログラミング言語は習得することができます。あくまで目安ですので、あなたの状況に合わせて学習目標に落とし込んでみてください。


目標を実現可能なものに変える方法

ここで、目標をさらに具体化してSMARTな目標にしましょう。

目的を再確認する
SMARTの法則を使って目標を具体化する

これだけなのですが、イメージが湧かない部分もあるかと思いますので代表的な例をいくつかご紹介します。

年収を上げたい
→ 3ヶ月以内にスマホアプリエンジニアになって、まずは月50万円稼ぐ

新しいサービスを作って世の中に広げたい
→ 半年以内にWEBサービスを作って、まずは1000人の人に利用してもらう

より自由になりたい
→ 3ヶ月以内でフリーランスのWEBエンジニアになって、リモートで月30万円以上稼ぐ

子育てしながらでも仕事をしたい
→ 1ヶ月以内にHP制作で仕事を獲得し、月10万円以上稼ぐ

あくまで一例ですので、あなた流にアレンジしてください。

プログラミング学習はあなたの人生を豊かにするためのものです。
どのような目的で、どのような目標を叶えるか?
ワクワクしながら考えてみてはいかがでしょうか。


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