この頃友達が結婚したり出産したりしている。

僕は今年38歳になった。

女性の出産の時期的な事が起因しているようだ。

僕はまだ先になりそう。いい人がいれば自分もそうしたいと思っている。

友達が幾人か結婚したのは20代前半の頃だった。

社会に出て、よし結婚しようというところなのだろうなと思う。

それで、時がたって第二次結婚ブームは30代半ば頃という感じだなと思う。

僕が名古屋にいた時に仲良しだった女性二人が最近出産した。

3人で良く遊んでいた。

交換日記をしたり家で忘年会をしたり。良い思い出だ。

その時に戻ることはもう無いのだけれど、それだからこそ思い出は美しいのか。

思い出すってだけでも幸せな気持ちになれたりする。

思えばいろいろあったのだ。

それは今でもそう。

外に出たり、出かけたり、誰かとお喋りしたり、散歩したり。そういう事って面白いんだと思う。

当たり前だけど。

外を歩いて誰かに会うのって体を動かさないと出来ない事だから。

コロナ騒ぎで随分外に出なくなってるのは皆そうであろう。

あんまり前と変わらないよという人は、前が、ちょっと寂しいものだったのかもしれないね。

抑圧があるからこそカウンターカルチャーが育つ、ような事、コロナ下ではあるのだろうか。

このコロナ下だからこそ、前より大きく創造されるものも何かしらあるのだろうか。

インターネット上のものではなくて。

人間の膨らんだ想像力から生まれる色のある物のこと。

あるだろうと思う。

人が歩いてなくても、混雑してなくても、海や公園や畑でいろんな香りがするし、住宅街でご飯の香りがするし。

朝と夜で空気の香りが違うし。

満月だと月明りで明るいだとか。

コガネムシの目の上の触覚がまつ毛みたいで可愛いだとか。

そんな事だとか。

沢山あるから、だからあるのだろうなと思う。