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韓国ワーホリ生活 10

一旦カンホの部屋を見せて貰った。日本のファッション雑誌smartと他にも日本のファッション誌が沢山あった。そして、Tシャツをくれた。少し近所をぶらぶらしてから、店に戻った。

そしてみんなでプルコギとかサムギョプサルを食べて酒を飲んだ。沢山ご馳走していただいた。そして、先生達とはそこで別れた。

カンホが飲み屋街に行こうというので、街へ歩いた。田舎ではあるが、いくらか店があった。砂利の道路が多いように感じた。

カンホの友達4人位と合流した。みんなフレンドリーでいい男の子だった。

それで、カラオケに行った。女も頼もうとなって、一人の女性を部屋に頼んだ。

韓国のカラオケは基本1時間で、残り5分とかになると、店員の匙加減で、10分プラス、そしてまた残り少なくなると。10分プラスみたいな店のノリ次第でいつ終わるか分からないシステムだ。僕はそのシステムのカラオケしか行った事ないけど。そして、店によっては(そういう店は名前が違ったりするのか?)女の子がいて、別料金で頼める。何目的かはよく分からないけど。

それで僕たちはカラオケをした。女の子というか40手前くらいの姉さんに見えた。みんな、頼んだはいいがそんなに酔ってなくて、最初は姉さんによそよそしかった。そのうち、ちょっとずつ肩を抱いたりしていた。一番体の大きいお調子者みたいな彼が、そこそこ触っていた。

そんな感じでカラオケは終わり、カンホが帰りましょうと言うので帰った。

おじいちゃんの家に行きましょうと言われ、カンホの祖父母の家に行った。田んぼや畑のあぜ道を通った。

カンホの祖父母は暖かく迎えてくれた。そして、食べ物とお酒をだしていただいて、のんびりおしゃべりをしながらテレビをみた。急に日本人の友達が来ちゃってよかったかなーと思った。

おじいさんは日本語がいくらか話せた。

故郷の事等を聞かれて、一つだけ印象的だったのは、あなたのおじいさんは元気か?聞かれた事だった。

風呂で汗を流して、寝た。

そして次の日、祖父母の家を出て、実家の店で朝ごはんを食べた。そして、カンホが釜山に行きましょうと言った。

そうか~釜山か~どんなとこなんだろう。

後で地図で見て知ったのだが、アンドン~釜山とアンドン~ソウルって同じような距離だ。

バスで釜山まで行った。

釜山についた。同じ街でも、ソウルとは雰囲気が違っていた。やはり、海が近いからその感じな気がする。

そこから電車に乗って海水浴場の海雲台(ヘウンデ)へ行った。電車を降りて海まで歩いた。海が見えてきた時に感動した。韓国で始めての海。

砂浜で貝殻を拾った。花子に持って帰ってやろうと思った。

そうして、暗くなるまで砂浜に座ってビールを飲んだ。遠くに橋が照明で煌めいていた。

ヘウンデを後にして、釜山大学駅まで行った。そこは小さい店が沢山ある学生街だった。シンチョンとかイデに似ているような。

しばらくうろうろして、ご飯を食べた。

カンホがクラブに行きたがっていた。カンホはクラブミュージックが好きだった。日本の音楽だと、ファンタスティックプラスティックマシーンやモンドグロッソをiPODで聴いていた。ドラゴンアッシュの初期のやつも聞いていた。

それでクラブ無いかなーとうろうろしていた。僕はクラブに行った事が無かったし、釜山というだけで目的が無くてよかったのであまり気は進まなかった。

しばらく歩いて、釜山大学内の芝生の上でビールを飲んだ。なんか、知らない街に二人きりだなーと思った。少し疲れて来たのもあった、カンホが気を使ってクラブはやめて、チムジルバンへ行こうと言った。チムジルバンとは初めて聞いた。チムジルバンとは、日本で言う、健康ランドやサウナで、風呂も入れるし、風呂を上がったらお揃いの貸し出しの上下に着換えて、岩盤浴的な暖かい部屋で雑魚寝できる所だ。フロアーの広さは店によって違い、全体的に床暖房で暖かく、ご飯を食べるコーナーもある。温度の違う部屋がいくつかあって、どこで寝てもいい、という感じ。サウナって名乗ってる店もあるけど、何が違うかよく分からない。小規模なのがサウナ、位に把握している。

そうして初めてのチムジルバンへ行って、お風呂に入って、館内をうろうろした後、椅子で寝た。

つづく。。。

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