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社会保険労務士試験を科学するシリーズ

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「社会保険労務士試験」について、私自身の受験経験から独自の分析、雑感を言語化したものをマガジンにしました。
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記事一覧

「社会保険労務士試験」を科学する

「社会保険労務士試験」を科学する

社労士受験4年間の経験から、社会保険労務士試験について私なりに言語化してみました。

膨大なインプットが必要

「そのインプットをいかに整理体系的に脳内に収納し、知識を自分のものにするか」
という勉強。
故に、頭の中で【情報5S】(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を日々行い、試験当日には最も試験出題され得る情報に書き換えるという作業ともいえる。

択一式試験

五肢択一の中から「最も正解/不正解に

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「社会保険労務士試験」を科学する(その2)

「社会保険労務士試験」を科学する(その2)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第2弾です。

選択式試験は「ロシアンルーレット」

選択式試験8科目のうち、オーソドックスな出題5・6科目、奇問・難問・癖問が2・3科目から出題される。奇問等はロシアンルーレットの如くどの科目に設定されるか全くわからない。

選択式試験は
“既存知識を増やせば基準割れリスクを減らせる。既存知識でオール3点以上”
の戦術は墓穴

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「社会保険労務士試験」を科学する(その3)

「社会保険労務士試験」を科学する(その3)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第3弾です。

社労士試験勉強法は4つに分かれる

科目特性に鑑みると4種類あると考える(持説)
⑴労基、労一法規
⑵労災、安衛、徴収
⑶雇用
⑷健保・厚年・国年・社一
---
⑴労基・労一法規
条文を基軸にポイントを押さえる。併せて判例も重要用語中心に判例文で押さえていく。

⑵労災・安衛・徴収
条文を基軸に押さえながら、関

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「社会保険労務士試験」を科学する(その4)

「社会保険労務士試験」を科学する(その4)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第4弾です。

【前回】

合否はインプット期に大方決まる

「社労士試験は直前1か月が超重要」
とよく耳にします。
これについて否定しません。
ただ、一発逆転で合格を成し遂げるケースも例年見受けますが、合否はインプット期の勉強で大方決まるといっても過言ではありません。

積み木は、丁寧に積み重ねていくことにより高くまで積み上

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「社会保険労務士試験」を科学する(その5)

「社会保険労務士試験」を科学する(その5)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第5弾です。

【前回】

「あと1点で合格」

私は「あと1点で合格」を2年連続経験しました。
ちなみに初学の時は「択一式 健保をあと2点で合格」でした。

僅差不合格を経験した身として実感したことは…
「あと1点」までの勉強と
「あと1点」からの勉強とは
微妙に異なります。

「あと1点」からが合格に向けたスタートラインで

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「社会保険労務士試験」を科学する(その6)

「社会保険労務士試験」を科学する(その6)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第6弾です。

【前回】

古臭いけど、泥臭いガムシャラな勉強も必要

第100回箱根駅伝は青山学院大学が下馬評を覆し、往路・復路・総合全て1位の完全優勝を成し遂げました。
青山学院大学選手、チーム関係者、校友関係者の皆さまおめでとうございます。

常勝チームの練習が気になるところですが、聞き及びの限りではキラキラと効率的な練

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「社会保険労務士試験」を科学する(その7)

「社会保険労務士試験」を科学する(その7)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第7弾です。

【前回】

「意識」「知識(理解)」「行動」の3軸で状態を診る

「社労士試験勉強はどのように進めていけばいいですか?」
受験生のこの問いに対し、相談を受けた大方は個別具体的な方法や知識を授けます。資格試験もスポーツも技術を教えたがる人が多すぎると感じます。

私は本業で法務・コンプライアンス業務を担当した際、

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